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LGBTの就活できっともっとも大切なこと

2016年03月09日 00時53分 JST | 更新 2017年03月09日 19時12分 JST

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「ゲイです」とは言いにくい日本企業

昨今は、就活の情報解禁が12月から3月になり、就活生側も企業側も少し混乱しているようですね。私は昨年度に就活を経験したのですが、大学のキャリア課のサポートを受け、なんとか内定を頂き、沖縄出身ながらも現在は東京で働いています。

就職活動の中で、一番のネックであったことは私のセクシュアリティでした。私はゲイで、フルオープンで就活に臨みたいと思っていました。

ですが、日本社会は甘くはありません。就活していく中で「大学で一番力を入れていたことは?」と聞かれる度に、「セクシュアルマイノリティのグループを立ち上げ、活動していました」というと、大体の面接官が眉間にシワを寄せました。そこから少しずつ内容を深く掘り下げていくのですが、一度その顔を見てしまうと、「私はゲイです」なんて言えなくなってしまいます。

これまで肩身狭く「ゲイ」であることを負い目として生き続けてきた私にとっては、「あぁ、またか」という感情が湧き上がってきました。

また、今の職場も特にセクシュアルマイノリティに優しいというわけではありません。同性、異性関わらずセクハラ発言をする人はいますし、社内規定にそういったことが書かれているとも聞きません。ではなぜそこに就職したか?それは、自分を殺すしかなかった。選択肢がなかったからです。

LGBTが就活を成功させるための2つのヒント

自らのセクシュアリティを大切にしながら就活する方法は今現在、とても難しいです。基本的に現在の日本ではセクシュアルマイノリティは不可視ですし、職場の雰囲気を見ないことには、「実際の現場」はわからないことが多いからです。そんな中、LGBTが就活を成功させるために有用な2つのヒントを、私なりにお伝えしたいと思います。

まず1つ目は「セクシュアルマイノリティに関する研修を設けている企業をチェックする」ことです。

今現在、セクシュアルマイノリティは社会の中で注目され始め、多くの企業でいわゆる「LGBT研修」が行われています。その研修を行っている会社を見てみると良いかもしれません。研修、コンサルなどをしている団体のTwitterやホームページなどから「活動実績」として探すことも出来ます。これからセクシュアルマイノリティに対して理解を深め、配慮していく姿勢がある企業をチェックすることが有効になると思います。

2つ目に、「LGBTの就職に特化したサイトを利用する」ことです。2015年の4月にNPO法人Re:Bitさんが開いた「LGBT就活」というサイトではLGBTに対して寛容な企業の採用情報を発信、コラムインタビューの掲載などで「就活とセクシュアリティ」に特化したページを運営されています。

LGBTの就活で最も大切なことは、自分を大切にすること

今も、就活している学生の中で「セクシュアリティ」を気にして就活している学生はたくさんいると思います。就活において自らが大切にしたいと思っていることは大切にした方が良いです。セクシュアリティだって、私たちからしたら大いに仕事と関係あります。

関係ないと言えるのは「そういったことを気にしないで良い人」だからです。その人とあなたは違う人間です。無理に自分が我慢することはありません。自らを殺して「働く」という事はとても苦しい事です。

今、就活で苦しんでいる方々は、自分を大切にしてください。周りは「就職しないと終わる」と急かしてくるかもしれません。その中で焦ってしまったり、どうでもよくなってしまったりすることもあると思います。大丈夫です。就活がなかなかうまくいかなくても、人生は終わったりしません。

苦しい時は休みましょう。無理に向き合う必要はありません。誰かに相談して苦しい気持ちをおすそ分けするのもいいかもしれません。とにかく一人で抱え込まず、自分を大切にこれからの就活をしていきましょう。