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女の子だからと優遇されるのは、ビジネス面で負けてる証拠!?女性起業家・関口舞に聞く女性が働く上で大切なコト

2016年01月22日 15時09分 JST | 更新 2017年01月20日 19時12分 JST

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若い女性が働く上で気を付けなければいけないことは男性に比べて多いかもしれない。女性であるがゆえにちょっとした振る舞いが相手に勘違いされたり、誤解を生み出したりする。ちやほやされることで、自分が勘違いしてしまうケースもある。

そんな時、経験を積んだ女性なら上手く振る舞えるかもしれないが、若い「女子」には経験の蓄積がない。そういったいきさつで仕事相手を誤解させ、仕事がしづらくなってしまった「女子」は数えきれないほどいるはず。

そこで今回は若干25歳でSNS「Lemon」などを運営する女性起業家の関口舞さんに若い女性が働く上で大事なコトについてお話いただいた。これから就活予定の女子、またはいま働きながら悩んでいる女子はぜひ参考にしてみて頂きたい。

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関口舞

株式会社LIP 共同創業者/人間関係アプリプロデューサー

1990年生まれ。思春期に2chに触れ、インターネットで広がる人間関係の可能性に興味を持つ。明治大学卒業後、広告代理店に勤務、半年で退職し、2014年3月に株式会社プールサイドを創業。 「好きな人と両想いかどうか確認できる」純愛専用 両想い確認アプリone heartをリリースし、app storeカテゴリランキングトップ10を獲得。多数の両想いをマッチングさせた経験から、インターネットで人間関係をより良くする・新しい人間関係を作る世界規模のサービスを作ることを決意。2014年11月に株式会社LIPを人工知能博士と共同創業、資金調達を実施。「会社・学校など普段の生活では得られないようなつながりを提供する」マッチングSNS「Lemon」を運営。仕事・恋愛でのSNS活用術や若者のキャリア等の軸で講演・セミナー等多数登壇。

女子はチヤホヤされると自分には能力があるんだって誤解しがち。でもその勘違いはちょっと危険!


----ハイレベルな学生に圧倒された、最初の一歩。

私、就活の最初の一歩目ですごく衝撃を受けているんです。というのも、私の就活の初めての行動がIVS(Infinity Ventures Summit) というイベント(IT系経営者カンファレンスの学生向けセミナー)に参加したことだったのですが、そこはIT系のベンチャー企業の方や起業を目指す方など、レベルの高い人達が集まる場所だったんです。就活の最初でガツンとそういった人達を目のあたりにしたことですごい衝撃を受けました。

それまで大学で演劇ばっかりやっていた私にはそこで語れることなんて何もなくて。参加していた学生はみんな「起業してます」とか「何々のサービスを作っています」とかそんな人達ばっかり。その中で私は「毎日、日記書いています」って(笑)。女性は私を含めて2~3人。すごく圧倒されたし悔しい感情も芽生えました。


----女の子だからと優遇されるのは、ビジネスにおいて負けている証拠。

ただ有難いことに女の子が少なかったことで「わあ女子がいる、珍しいですね」と話かけてもらえる機会は多く、知り合いも増えました。でも同時にここで勘違いをしちゃいけないなって思ったんです。私がその場で数少ない女の子だったから話しかけてもらえただけで、男子だったら相手にもされてなかったはず。ここで私が調子に乗ったら終わりだと考えました。

人って良くしてもらえると自分には能力があるんだって誤解しがちですけど、「これは違う」と家に帰って噛みしめました。むしろあの場にいた人たちより自分は後れを取っていると強く自覚して努力しないと絶対あの人たちのようになれないなって。

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就活中で自分は何をやりたいのか、何になりたいのか。そこを見失ってはいけない。


----面接とは、自己表現の場。いかに自分と働きたいと思ってもらうか。

就活ってよく大変だったとか、苦しかったって話を聞くじゃないですか。でも私の場合すごく楽しかったという印象なんです。面接って自分が常に試される場じゃないですか。その場にいる人にいかに自分の事をわかってもらって一緒に働きたいと思ってもらえるか。そういった一発勝負の場がワクワクして好きですね。


----自分が何をしたいのか、どの分野で活躍したいのか明確にしておくこと。

就活で唯一苦労したことと言えば、自分が何をしたいか、どの分野で働くのが良いのか就活してから気づいた点ですね。最初は社会のことを何もわからなかったので、やみくもに色んな会社の面接を受けていました。何もわからないから、知っている会社や有名な大手メーカーの事務職にひたすら申し込んだりして、普通に落ちて。今にして思えば私には向いてないってわかるんですけど、当時は本当に何もわからなかった。

その後、幸いなことに周りの助言で自分のやりたい分野の業種に気づけて。そこからは楽しかったです。広告代理店とかPR会社だと面接とかしても自分の話に耳を傾けていただけたり、わかってもらえることが多くなりました。

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飲みの席で大企業の社長、有名な本の著者と人脈が・・・ってちょっと待って!


----女性を売りにすることは、自分の価値を下げてしまう。

時に若い女性は人脈を作るのが男性よりも簡単な場合があります。要は女性を売りにすれば仕事関係なく人脈を作れてしまう場合もありますから。私はそれを"人脈のフライング"と呼んでいます。

女性は意図的にしろ、意図的じゃないにしろ人脈のフライングが出来てしまう訳ですが、それを誤解しないことが大事だなって常々思っています。例えば大企業の社長とか有名な本の著者の方とかと繋がっている女性ってたくさんいるんです。

私も学生時代はそういう人達の集まりに呼ばれる機会があって「わー嬉しい!自分は認められているんだ」って勘違いして行ったことがありました。でもこっちは仕事のつもりでも、先方が合コンのような気分だったら意味が無い。これってプライベートの話で、仕事の軸の出会いとは別の話だと思うんです。


----先方と仕事がしたいのだったら仕事の軸で知り合わないとベストの仕事は出来ない。

私としては尊敬する相手とは、仕事の上で知り合って関係を構築していきたいと考えています。先方が仕事の気が全くないような飲み会とかに、「女子枠」で呼ばれて知り合って関係が構築されるのは、仕事をする上では逆効果になるんじゃないかなって思うんです。たいして世の中見てきた訳じゃないので偉そうなことは言えないんですけどね。


----女性が仕事をする上で大事なのは自分がどういうカテゴリーで相手に評価されているか自覚すること

例えば

仕事で正当に評価されている状況。または

親切心含め付き合ってもらっている・お世話になっている状況。または

単に女性として見られ、見返りを期待されている状況。

こうした状況を見極めて向き合わなくては周りにも誤解されるし、自分も勘違いしてしまい成長できなくなってしまう。

例えば人脈のフライングは、③に該当する場合が多いのでそれは避けるべき。

①仕事で正当に評価してもらってこそ意味があると強く思います。

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「キラキラした〇〇になりたい」っていう女の子は危ない!その裏には泥臭く、生臭い部分も。


たまに「私も起業してキラキラしたいです」というような女性とお会いすることがあるのですが、実際の私は高校生の頃に買った服をいまだに着てたりする。全然キラキラじゃなくて泥臭くやっているんです(笑)

なので何かの媒体などに影響されて「キラキラした経営者になりたいです」っていう女の子とかは危ないなって感じます。実態は信念もって強くやっていかないと厳しい。

若い女子で起業して仕事してますっていう状況だと、様々な誤解を受けることがあります。パトロンでもついているんじゃないのか?周囲に媚びを売ってよろしくやっているんじゃないのか?とか。私も含め周りの女性も結構言われることが多い。私はそういうのは絶対に嫌なんです。自分の美学や信念の問題なんですが、そういう生き方は絶対しないって決めています。

女性として働く美学や信念を守るためには自分の振る舞いがすごく大切になってくる。だからこそビジネスより先に、安易に誤解を招く場に行くこと・先方が仕事と思ってない場に参加して、人脈のフライングをするようなことは避けています。仕事で評価してもらわなければ意味がない。

尊敬する人とは、しっかり仕事で知り合いたいし、そのために自分のレベルを上げたい。ただ最近はそれ以前に仕事が忙しすぎて仕事以外の場にそもそも行けなくなっているんですけどね。そのせいでプライベートな出会いも全然ないので、それはすごく不安です(笑)

若い女性起業家として働く関口舞。その振る舞いは気高く美しい。しかし、彼女は自分を徹底的に客観視して見続けている。"若い"とは何か。"女性起業家"とは何か。自分はどうありたいのか。何になりたいのか。だから、彼女は強い。だから彼女は美しい。一人の女性として、一人の起業家としての関口舞にこれからも目が離せない。

転載元:「QREATORS」