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Chief Content Officer (CCO) とはどんな職務なのか?海外記事を引用しつつ紹介します

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自社でメディアを運営したり、ブログで情報を発信したりといった、コンテンツマーケティングの重要性がこのごろ高まっていますが、海外では「Chief Content Officer (CCO)」という職種が注目されつつあります。

CEO(最高経営責任者:chief executive officer)や、COO(最高執行責任者:chief operating officer)はよく見かける役職です。CFO(最高財務責任者:chief financial officer)とCTO(最高技術責任者:chief technical officer)も、わりと目にします。

では「Chief Content Officer」とは何なのか?

今回は、Chief Content Officer(チーフコンテンツオフィサー)について、海外の記事を引用しながら紹介します。

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CCO(Chief Content Officer)を直訳するなら、さしづめ「最高コンテンツ責任者」でしょうか。2013年11月に「The Rise Of The Chief Content Officer(チーフコンテンツオフィサーの台頭)」という記事が紹介されていました。

ただ、海外でも比較的新しいポジションのようで、その証拠に「CCO」で検索しても、Chief Content Officer はヒットしません。(100位まで見ましたが、1件も現れず ※2014年4月21日時点)

代わりにヒットするのは、Chief Communication Officer (最高コミュニケーション責任者)とか、Chief Compliance Officer (最高法令順守責任者)ばかり。

ちなみに、参照元のcontently とは、質の高いジャーナリストやフリーランスとパブリッシャーをつなげるマーケットプレイスを運用する、ニューヨークに拠点を置く会社です。

Chief Content Officer ってなに?


ウィキペディアによると、「企業が持つコンテンツのデジタルメディア化とマルチチャンネルでの展開の責任者」です。

組織内でCCOが担う責任や仕事の位置づけは、企業規模や目的によって変わってきまして、一般的なタスクはこんなかんじ。

  • コンテンツ関連のトレンドと技術情報の最先端に居続ける
  • コンテンツ戦略を、部署やメディアの種類の垣根を越えておこなう
  • コンテンツを制作し、編集するスタッフをマネジメントする

文章力と編集力はCCOが備えていなければならない基本的なスキルですが、従来の媒体の編集者とデスクという関係だけではなく、ソーシャルメディアやアクセス解析を含めた大枠の中でのコンテンツ運営能力が求められます。

Chief Content Officer の役割のカンタンな歴史

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、最初のCCOが誕生したのは1997年のことで、いわゆる(日本の)ITバブル以前ですね。マーケティングニュースサイト会社のアン・ハンドレーさんという女性がCCOという肩書を最初に使い出しました。

今では、普通に認知された役職になっているようで、LinkedIn で調べてみると、Chief Content Officer という役職を持つ人は280名も見つかります。

Chief Content Officer がいる企業

ここ数年で、Netflix(オンラインDVDレンタル及び映像ストリーミング配信事業会社)、Telegraph Media Group(英国のメディア企業)、Petco(アメリカのペットフードやペットサプライ企業)等、様々な企業がChief Content Officer を取り入れています。

Chief content officer を採用する大手企業に Time Inc があります。Time Inc は、かつてチーフエディターだった Norman Pearlstine 氏を、Chief Content Officer として再雇用しました。

YouTube コンテンツネットワークであるMaker Studios社も、元ヤフー幹部をChief content officer として採用しました。

Chief Content Officer のトレンド

2013年にContent Marketing Instituteが行った調査によれば、B2Bのマーケターはマーケティング予算の33%をコンテンツマーケティングに費やしており、2012年の26%から大幅に増えています。そして、マーケターの54%が、来年は今以上の予算をコンテンツマーケティングに投じる予定と回答しています。

B2C系のマーケターのうち、86%がコンテンツマーケティングを実施しています(B2B系では91%)。B2C系のマーケターはマーケティング予算の28%をコンテンツマーケティングに投じ、55%は今後12ヶ月のうちにコンテンツマーケティングの予算を増やす予定とのこと。

DHR International(エグゼクティブ専門のサーチファーム)の副社長であるアダム・カールソン氏は、顧客の"より質の高いコンテンツを求める声"に応えるべく、今後Chief content officer はより多く求められることになると語っています。

「我々は、Chief Content Officer これからのマーケティングを変えていく人材だと捉えている。Chief Content Officer が求められるようになった背景には、(ネット上の)ユーザーやオーディエンスがさらなるコンテンツを求めるようになった結果だ」

(アダム・カールソン氏)

「これまでのように、ただ製品をウェブサイトに掲載して、事足れリとする時代は過ぎた。製品について、コンテンツを通じて饒舌に製品を語ることのできる人材が求められているのだ。Chief Content Officer にとって最も重要な任務、それは、ブランドストーリーを創り、シェアすることを通じ、ブランドを物語として確立させることだ」
(同氏)

今後の傾向として、オンライン上のプレゼンスを増やすために、様々な企業が Chief Content Officer (もしくはそれに相当する人材)を採用していき、大企業は Chief Content Officer にコストをかけていくと思われます。

ただし、中小以下の規模の場合、なかなか難しい場面もあります。とは言え、専門家によれば、「企業のコンテンツ発信を管理する人材を雇用することは、結果的にコスト削減につながる」と指摘しています。

ひとつの手段として取り入れられている方法として、マネジメントレベルとしてではなく、担当者レベルでコンテンツ管理者を採用する、があります。零細企業やスタートアップベンチャー、NPOでは、1人が複数の業務を担当することがあり、そういう規模の企業では、マネジメントレベルよりひとつ下のレイヤーでコンテンツ管理をおこなうことが普通です。

この方法が、当面は現実的な解決法なのでしょう。しかし、Chief Content Officer という役職はますます存在感を増し、最終的には「どの企業にも1人はいる、当たり前の役職」になると思われます。

なにしろ、"コンテンツはキングである"と言われるくらいですので、いずれはマネジメントレベルの人材が必要になってくるのではないでしょうか。

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以上、Chief Content Officer の解説でした。


ブログメディア運営にご興味がある方は、「ブログメディア運営のための55の鉄則」が参考になると思いますよ。

参照記事

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