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和製英語・ショック――『スコットランド人夫の日本不思議発見記』(15)

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英単語を知らないと会話が成立しないのは百も承知ですが、さすがに一語一語、完璧に覚えるというのはなかなか難しいものです。

英語を習得中の身にとって、何気に厄介なのは「和製英語」です。

なぜなら、日本人が当たり前に使用しているこれらは、英語っぽいにも関わらず、一切ネイティブには通用しないからです。

気を付けていても、未だ何度も使ってしまう和製英語は――

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『コンセント』です。夫に「なんだソレは?」と聞かれ、「『コンセント』は『コンセント』だ!」と毎回問答を繰り返す始末です。

私が「『コンセント』はイギリス英語で"ソケット"」と覚えればよいことなのですが、なかなか覚えることが出来ません。最近では『コンセント』をなかなか認識してくれない夫に、逆切れさえしてしまいます。

そもそもこの『コンセント』という和製英語は、一体どうやって生まれたのか――13年間、謎のままです。

ちなみに、「差込プラグ」は、そのまま「プラグ(PLUG)」で大丈夫です。

また、ネイティブの言い回しに慣れないのが――

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「S・M・Lのサイズ」です。こちらでは「スモール・ミディアム・ラージ」と、略さないのが一般的のようです。

「Mサイズ下さい」というと、たいていのファスト店で店員さんにキョトンとされてしまいます。悲しいかな、すぐさまサイズを答えられない私は、ずっと娘たちに注文してもらっています...。

そして、3~4年前にようやく気付いた、ネイティブに通用しない和製英語がこちら。

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夫は怪訝な表所を見せながら、こう訂正しました。

「それを言うなら"CARDS"デス!」。

「トランプ遊び」は、「カード(S)」と、いとも簡単な単語で表されるのです。

ちなみに『トランプ』とは、「切り札」と言う意味らしいですが、この事実を知らずに今うっかり「トランプ遊びしよう!」なんて言ったものなら――

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と、なっていたことでしょう。

余談ですが、以前、夫の友人と3人で出掛けた際、私はその友人に助手席を譲ろうとしました。

しかし、「助手席」の英単語がわからなかったので、とりあえずそのまま直訳し、
「"アシスタントシート"どうぞ☆」と言ってみました。

すると、夫と友人は大爆笑。
「もしやそれは"パッセンジャーシート"の事なのカナ?」

日本人では「助手席」(大正時代にタクシー業界から生まれた用語。客の乗り降りを助ける人の席だった)と呼ばれるこの席は、どうやらこちらでは普通に「乗客用の席」だったのです...。

なお、こちらではタクシーでも、最良の席とされる助手席に座るのが一般的です。

~続く。

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