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台風18号、非常に強い勢力で接近中 3連休は交通機関に影響する可能性も

交通機関に影響が出るかもしれません。

2017年09月16日 09時58分 JST | 更新 2017年09月16日 09時58分 JST

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非常に強い台風18号の影響で、3連休は猛烈な風や雨に警戒が必要です。交通機関に影響が出るかもしれません。

猛烈な風に警戒

15日(金)、台風18号は「非常に強い」勢力で東シナ海を北北東に進んでいます。16日(土)には九州に接近し、17日(日)には上陸する恐れもあります。上陸した後は急速にスピードを上げて西日本を縦断し、日本海を進んで、18日(月)には北日本へ達する予想です。

「非常に強い台風」とは最大風速が44メートル以上、54メートル未満の台風のことをいいます。台風本体の風に、台風の移動速度が加わり、特に進行方向の東側では、風がより強まる恐れがあります。

16日(土)は奄美地方や九州で非常に強い風が吹き、海はうねりを伴った大しけとなるでしょう。夜には奄美地方や九州南部で猛烈な風や猛烈なしけとなる見込みです。

16日(土)にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、九州南部と奄美で30メートル(45メートル)、九州北部で25メートル(35メートル)。16日(土)にかけて予想される波の高さは、九州南部と奄美で10メートル、九州北部で6メートルです。

17日(日)は西日本は海上を中心に広い範囲で猛烈な風が吹き、海は太平洋側を中心に大しけとなるでしょう。暴風が吹き荒れ、走行中のトラックが横転したり、樹木や電柱などが倒れるほどになるかもしれません。交通機関に影響が出る可能性もあります。不要不急の外出をせず、自治体から発表される避難に関する情報にも十分ご注意下さい。

台風接近前から大雨の所も

本州の南に停滞する秋雨前線の影響で、本州付近では台風の接近前から雨が降る見込みです。16日(土)は西日本から東日本の広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り特に太平洋側を中心に大雨となるでしょう。16日(土)は局地的に猛烈な雨の降る恐れがあります。17日(日)は北陸地方や東北地方でも大雨に警戒が必要です。

16日(土)午後6時までの24時間に予想される雨の量は、多い所で、九州北部と奄美で120ミリ、九州南部、四国、東海で200ミリ、近畿で180ミリ、伊豆諸島で100ミリです。

また、17日(日)18時までの24時間に予想される雨の量は、多い所で、奄美で100ミリ、九州、四国、近畿で300~400ミリ、中国地方で100ミリから200ミリ、東海で300~500ミリ、関東と伊豆諸島で200~300ミリです。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。用水路や川の様子を見に行くのはとても危険です。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物の中に移動するなどして、身の安全を確保して下さい。

※なお、この情報は15日(金)現在の資料をもとに作成しています。台風の進路によって、影響を受ける期間は変わってきます。今後も最新の台風情報にご注意下さい。大荒れが予想される期間は自治体から出される避難情報などにも注意をするようにして下さい。

追記:

※午後9時現在、台風18号は「大型」で「非常に強い」となっています。

「大型」とは、風速15メートル以上の半径が500キロ以上、800キロ未満のものです。

(2017年9月15日 21時5分)

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福嶋真理子

[日本気象協会本社] 気象予報士 防災士 栃木県防災会議委員 熱中症予防指導員

栃木県宇都宮市出身。

CRT栃木放送(AMラジオ)に、アナウンサーとして16年勤務。朝の情報番組から、昼のバラエティ、夕方の報道、夜の音楽番組まで幅広く担当し、中継レポーターや選挙報道まで携わりました。

ラジオは、災害報道をいち早く担う使命があり、栃木放送に在職中は、実際に災害現場に何度も出向きました。

その様な中で、栃木県の防災力をもっと高めるために、専門的な知識を習得したいと考えたのが、気象予報士と防災士を取得するきっかけでした。

現在は、日本気象協会で予報士としてお仕事をする傍ら、フリーアナウンサーとして、とちぎテレビの報道番組などを担当しています。

趣味は音楽。社会人吹奏楽団に所属し、トロンボーンを担当しています。トロンボーン歴は小学校4年にスタート。一応音大出身です。

その他、飛行機と鉄道(乗ったり撮ったり)、フィギュアスケート(鑑賞専門)、野球(観戦専門)。そして栃木県の美味しい地酒を、全国に広める活動です。

「空を見上げる楽しみ」と「自然を正しく恐れる意識」を、様々な形でお伝えして参ります。