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山田敏夫 Headshot

販売開始1日で売上1000枚を突破したチャリティーTシャツ

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2016年4月14日に発生した「平成28年熊本地震」。私たちファクトリエは、熊本に本社を置く会社として何ができるのかを考えた結果、「服で貢献したい」という結論に至りました。そこで相談を持ち掛けたのが、同郷の先輩であり、以前からファクトリエの活動を支援していただいている小山薫堂氏です。

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すぐさまチャリティーTシャツの販売計画が立ち上がり、売上から製作費を除いた金額を全て寄付させていただくことを決めました。小山薫堂氏と言えば、くまモンの生みの親。くまモンは熊本のシンボルと言っても過言ではなく、Tシャツのデザインにも取り入れることに。ハートを抱えたくまモンのロゴを新たに考案していただき、「Factelier for Kumamoto」という柔らかい書体で綴ったメッセージを添えることで、老若男女に受け入れられるデザインに仕上げました。


■全国の工場からお声がけが殺到

当初は熊本県内の製造工場への依頼を考えていたのですが、工場も被災しており、製造できる状況ではありません。そこで他県の工場に呼びかけたところ、ありがたいことに全国から「私たちでよければサポートしたい」という声が数多く集まりました。

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ファクトリエの特徴は何と言っても、製作工程の隅々までにこだわりを行き届かせていること。チャリティーTシャツにおいても例外ではなく、首周りは生地が伸び切らないように衿生地を3枚に折り縫い上げ、さらに縫目が浮いて首筋に当たるのを防ぐために、背中部分に2本針の飾りミシンを施しました。カラーは14色を展開。今回は敢えてブラックやネイビーを外し、前向きなイメージを与える明るい色で揃えました。


■284万円を「日本赤十字社/くまモン募金箱」に寄付

販売開始から僅か1日で売上が1000枚を突破し、売り切れが続出したときはさすがに驚きました。これほどまでに反響があるとは思っていなかったからです。在庫を補充してから再販した後も瞬く間に1000枚ちかく完売。計2000枚が売れたところで、工場への負荷を考慮し、販売をストップしました。売上から製造原価を差し引いた額は284万円。この度、「日本赤十字社/くまモン募金箱」に寄付させていただきます。

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私自身、熊本で生まれ育ち、今も合間を縫っては毎週のように熊本に帰っています。このTシャツを着た人、そしてこのTシャツを街で見かけた人が、少しでも熊本のことを思ってもらえるなら、これほどうれしいことはありません。1日も早い復興を、心から願うばかりです。