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12ヶ国語で読む「はらぺこあおむし」 早期英語教育には母国語が大切

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今日は「はらぺこあおむし」の日


子どもたちの学校でBook Weekがあり、期間中にいろいろなイベントがありました。4歳の娘の学年では、「はらぺこあおむし」の日がありました。当日は「はらぺこあおむし」の一色。

はらぺこあおむしはらぺこあおむし
作・絵:エリック・カール / 訳:もり ひさし出版社:偕成社絵本ナビ

朝は「はらぺこあおむし」の好きなキャラクターのコスチュームで登校です。
あおむしか、ちょうちょか、だけでなく、あおむしが食べたりんごやなしの恰好もあり、です。

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ちなみにピンクの髪の毛の担任の先生は、イチゴ、だそうです。さすが、というか、子どもたちよりも派手でした。

クラスでは先生と一緒に「はらぺこあおむし」を読んだ後、その話の順番を組み立てて、自分なりに「はらぺこあおむし」のお話をする、ということをやったそうです。

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最後には、親が参加し、親の母国語で、同じ母国語の子どもたちと一緒に再度読みました。私も大好きな絵本なので、日本語で張り切って読みました。その後に、「Eggって日本語で何て言う?」という感じで、英語と母国語を対比させて、言葉の意味を確認してみるように先生に言われました。

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オランダ語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポーランド語、ハンガリー語、ロシア語、ヒンディー語、タミル語、中国語、韓国語、日本語。この日はたくさんの言語で「はらぺこあおむし」が読まれました。どの言葉でも「はらぺこあおむし」は名作のようです。

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子どもの英語教育と母国語


子どもの学校は、オランダにあるブリティッシュスクールですが、イギリス人の子どもは少数派で、英語が第2言語(時には第3言語)の子どもがほとんどです。この学校は、第2言語(英語)の習得は早期教育が有効で、母国語を大切にすることが第2言語の習得にもいい影響を与える、というスタンスです。

子どもの英語教育は日本でも盛んになっているようですが、言語教育についてはいろいろな考え方があり、賛否両論だと思います。母国語を最初にしっかり身に付けてから始めた方がいい、という考え方も根強いですし、早ければ早い方がいい、という考え方もあります。

私はもともと早期英語教育に対して懐疑派でした。確かに、小さい子どもは英語に触れていれば、しゃべれるようになれるでしょう。しかし、その分日本語の習得はゆっくりになるかもしれません。

英語に触れる時間が短くなれば、どうせすぐに忘れてしまう。私たちのような転勤生活で環境が選べない中、英語を伸ばし続けるのは難しいと思いました。それなら、母国語である日本語をしっかりできるようになってほしい。

子どもは英語よりも大切なものを手に入れた


しかし、実際に子どもが英語で学校生活を送るようになり、考えが変わりました。複数の言語を知ることは、コミュニケーションを豊かにできると思うようになったのです。まず、言語以前のコミュニケーションが豊かになって、英語も日本語も通じない時でも、自分なりに相手の言いたいことを理解しようとするようになります。

どの言葉なら話せるか、話せなくても何か分かるかもしれない、と子どもなりに相手のことを考えてコミュニケーションするようになったと感じます。

私の娘は、日本語もほとんど話せない時に海外生活が始まり、今は日本語と英語のどちらでもネイティブの人間と対等に話しています。彼女の会話を聞いていると、日本語は時々言葉が出てこないし、英語も短い会話文でさえ文法が時々破たんしていますが、大人しく引っ込んでいようとはしませんし、足りない部分は別のところで補っているようです。

言語という問題だけでなく、人間同士いかにコミュニケーションできるか。複数の言語を体験することは、コミュニケーションを豊かにすることだと改めて実感しています。

野口由美子(ブログ Parenting Tips

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