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世界的なリーダーが明かす「20代で思い描いていた成功」とその変化

2014年01月28日 01時14分 JST | 更新 2014年01月28日 01時20分 JST

成功とは、国によって、また世代によってどのように変わるのだろうか?さらに重要なことには、我々は年を重ねるにつれて成功についてどのように感じるのだろうか?これらの質問は、我々が昨年第三の基準(The Third Metric)を立ち上げてから、世界中のハフィントン・ポスト読者やブロガーに投げ掛け続けているもので、先週ワールドポストを立ち上げた時と同じくらい大きな反響のある質問だ。

我々は、様々な国の、様々なバックグラウンドを持つリーダー達に、20代の頃考えていた成功の意味、そしてそれがどのように変わったのかを尋ねた。ここには思索の種がたくさんある。そこで、下のコメント欄であなた方の意見も是非聞かせてほしい。

タマラ・メロン、ジミー・チュウ共同創設者

tamara mellon

「20代の頃、幸福は物質的な成功で買えると思っていた。しかし、かなりの物質的成功の中でも身動きが取れないように長年感じてきた私も、幸福は結局のところ内側からやってくるもので、買うものではなく勝ち取るものだと今では分かっている」

アンジー・ヒックス、「アンジーズ・リスト」創立者、最高マーケティング責任者

「20代の頃は、素晴らしい仕事を持ち、それを全て自分でやったと言えることが成功だと考えていた。でも今では、お互いの長所と私の長所を引き出してくれる人々、また仕事や人生、そしてその中間にあるあらゆる物事の浮き沈みを共有できる人々と、自分が大事に思っている物事に時間をかけることこそが成功だと分かっている」

サリー・クローチェック、「85 Broads」のオーナー、メリルリンチの元CEO

「20代の頃は、それほど一生懸命働かなくてもいいことが成功だと思っていたが、今では、大事なことに一生懸命になれる機会に恵まれていることこそが成功だと分かっている。『出世する』という考え方、そして自分は座ったまま若い人達に力仕事をさせるというのは時代遅れのやり方だ。その代わり、本当の成功報酬は、能力と自由を持っていることからくる。つまり、最も影響を与えられる場に自分の努力を向けることのできる能力と自由である。私が知っている中で最も成功している人々は、私が知っている中で最も働き者の人々であり続けている…そして非常に多くの場合、最も自分の仕事に満足している人々でもある」

タイラ・バンクス、テレビタレント、元モデル

tyra banks

「20代の頃は、より多くモデルの仕事を得て、可能な限り多くのカバーを飾り、できるだけ多くのファッションショーに出演することが成功だと思っていた。今では、他の人々のために仕事を作り出すことが成功だと知っている。成功とは、自分のビジネスと会社を拡大することで他の女性にも自信を持たせ、彼女達が経済的な自立と強さを得られるようにすることだ」

パドマスリー・ウォリアー、シスコ最高技術責任者

「20代の頃、成功とは名声だと思っていたが、今では、影響力こそが成功だと知っている」

アンディ・プディコム、「ヘッドスペース」の共同創設者

「20代の頃、成功は他人によって決まると考えていたが、今では、他人のために自分が何をするかによって成功が決まると知っている。

この間に仏僧をしていたことにより、私たち全員が相互に関わっていることに感謝する機会を与えられた。それにより、私たちの自己や他者の認識が人生経験をいかに決めるのかが分かったのだ。私が教わったのは、正しい動機を持っていれば、どんなことでも可能になるということだ…親切や思いやりが困難な時でさえも」

アリアナ・ハフィントン、ザ・ハフィントン・ポスト・メディア・グループのプレジデント兼編集長

arianna huffington

「20代の頃、成功とは、出世階段を昇ることと同義だと考えていた。そしてこの定義は、多くの時間ストレスを溜め、睡眠不足になり、そして疲れ切ることを伴っていた。今では、成功の第三の基準の重要性を知っている。つまり、金銭や権力を超えるもの、感嘆したり与えたりするための幸福、知恵、そして能力をもっているということだ」

サー・リチャード・ブランソン、ヴァージン・グループの創設者

「私が20代の頃、成功とは、この企業に関われて嬉しいとスタッフや顧客が感じられる企業を作ること、そして何よりもその過程を楽しむことが成功だと思っていた。

あの頃と同様、今もそれは本当に同じだと思っているが、利益と同時に、人々や地球に気を配ることにより重点を置いている。

20代の頃、私は子供を持たなかったし、妻のジョアンとも結婚していなかった。ホリーとサムが生まれると、自分達が感じた状態よりも地球の状態を良くしておくことの大切さに気付いた。我々の子供達、そして彼らの子供達のために」

ジャニス・マルトゥラーノ、マインドフル・リーダーシップ協会の事務局長

「20代の頃、私にとって成功とは達成であり、出世階段を昇り、NYUのロースクールを卒業し、企業買収の世界に関与することだった。それは『次に学べることは何だろう?』ということに近かった。今では、人々の成長を助けることに最も従事しており、それが成功の目安だと思っている。自分ができることを、人に伝えていくということだ」

ジョアンナ・コール、US版コスモポリタンの編集長

「20代の頃、成功とは、今、この瞬間に全ての物事が起こる必要があるということだと思っていた。私が全く分からなかったのは、人生が潮の干満のようで、全てのこと、全ての些細なことがみんな大局につながっているということだった。仕事、恋愛、そして人生で、大きな冒険に乗り出したいと心がはやっていて、何もかもが十分な速さで進まないと感じていた!

今では、物事が全て起こっているものだと知っている。全ての仕事が次の仕事につながり、出会った全ての人が次の人へとつながっていた。全ての旅行が次の旅行へとつながっていた。全ての挑戦が、新しく、より大きな挑戦へとつながっていた。そして全ての機会が、また別のより良い機会へとつながっていた。今では、成功とは全ての出会いにおける価値だと理解しており、挑戦は無限に続くものだとわかったことを嬉しく思っている」

エイドリアン・クラークソン、カナダ人ジャーナリスト、元カナダ総督

adrienne clarkson

「20代の頃、成功とは、私がたどり着きたい目的地のように思えた。しかし、成功したと見なされるのに必要なゴール・ラインなど存在しないことが徐々に分かってきた。私は常に、面白い人生を送ることを目標にしていた。そして今は、単純にその人生を送り続けることが成功だと知っている」

カーラ・ブザシ、ハフポストUKの編集長

「20代の頃、完璧な仕事、完璧な結婚、そして完璧な家族が成功だと考えていて、30歳になるまでにその全てを自分が手に入れると思い込んでいた。その代わりに、人は欠点の中に幸福を見出すものだと気付いた。私の気に入っているジョン・スタインベックの言葉『人は完璧でなくてもよい。だから人は善良になれる。』は、私が過去数年間で気付いたことを最も雄弁に要約していると思う」

ヤニック・アレノ、フランス料理シェフ、「ヤニック・アレノ」グループの創業者

「20歳の時、私は既に5年間働いていた。私にとって、成功とは仕事だった…今ではその考えは変わっている。私にとって、成功とは、自分の芸術において成熟に達することである。私が教わってきたヌーベルキュイジーヌの基準から自分を解放し、そして自分を違う形で表現する。今、私は自由な気持ちであり、それは素晴らしい感覚だ。信じられないほど幅広い料理を自分の顧客に提供できる時、すぐに反応を得られることに勝るものはない。自分がやったことに対して誰かが素晴らしいと褒めてくれたら、本当に幸せな気分になれる。たとえその裏に多くの作業があったとしても」

[(English) Translated by Gengo]

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