ニュース

「TSUTAYA図書館」愛知県小牧市にも誕生? CCC・TRCがカフェ併設提案

2014年08月26日 23時40分 JST | 更新 2014年08月26日 23時59分 JST
猪谷千香

愛知県小牧市は8月26日、新たに建設予定の市立図書館の設計にアドバイスをする事業者を、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)と株式会社図書館流通センター(TRC)の共同事業体に決定したと発表した。

CCCはレンタルチェーン「TSUTAYA」を運営、2013年4月には初めて指定管理者としてスターバックスコーヒーのカフェを併設した武雄市図書館(佐賀県)をオープンさせ、話題を呼んだ。また、宮城県多賀城市や山口県周南市の図書館建設でも連携を進めている。一方、TRCは現在、全国の図書館416館の業務(うち指定管理者は220館)を委託されている業界最大手。両社は海老名市立図書館(神奈川県)でも4月から指定管理者となっており、共同事業は今回で2館目となる。

小牧市では、現在の図書館の老朽化対策やサービスの質向上、小牧駅前の活性化などを目的に、約3800平方メートルの敷地に新図書館の建設計画を立てている。アドバイザリー業務を委託する事業者を公募するにあたり、以下の3つを新図書館の基本コンセプトに掲げていた。

① アクセスしやすい小牧駅西に立地し、広く開放的な空間の中で、従来よりも多くの図書資料を備えるなど快適な利用環境を整備するほか、開館日数や開館時間の延長により、利用者の利便性の向上を図る。

② 本と人、人と人との出会いの場という図書館の本質を基本に、民間のノウハウやアイデアを活用し、若者や社会人など今まであまり図書館に親しみがなかった人々を惹きつけ、時代のニーズに合った図書館とする。

③ 遠くからでも行ってみたいと思われる図書館、また来たいと思われる居心地のよい図書館とすることで小牧駅周辺の賑わい創出につなげる。

これに対し、CCC・TRC共同事業体は主に次のような提案を行った。

・原則365日開館、開館時間を午前9時から午後9時(又は午後10時)まで大幅延長

・BOOK&CAFEを自主事業として導入、市民のコミュニケーションの場として機能させ、賑わいのある 「場の提供を実現」

・利用者の自己実現欲求を刺激する「ライフスタイル分類」の導入

・書架配列や照明演出を効果的に利用した空間演出

・ラーニングコモンズの概念を内装設計のコンセプトに導入した学習スペース

小牧市の新図書館は2017年から2018年にかけてのオープンを目指している。

佐賀県武雄市図書館

【関連記事】

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています