ユーミン、19年ぶり「荒井由実」名義で一夜限りの復活

“ユーミン”こと、シンガーソングライターの松任谷由実が、19年ぶりに「荒井由実」名義でステージに復活する。

“ユーミン”こと、シンガーソングライターの松任谷由実(61)が、19年ぶりに「荒井由実」名義でステージに復活する。9月27、28日にBunkamuraオーチャードホール(東京・渋谷)で行われる『アルファ・ミュージック・ライブ』に出演する。

このライブは、荒井由実をデビューさせた作曲家・プロデューサー、村井邦彦氏(70)の古希を祝い、村井氏が1969年に設立した音楽出版社「アルファミュージック」の所属アーティストが集まるもの。YMOの細野晴臣(67)や高橋幸宏(63)、ガロの大野真澄(65)、サーカスらも出演。演出を松任谷正隆(63)が、プロデューサーを村井氏本人が務める。

ユーミンの公式ホームページによると、イベントは村井氏の呼びかけにより、アーティストたちが一度限りで集結。演奏は、ティン・パン・アレーと武部聡志バンドが担当し、アルファミュージックのヒット曲を披露するという。

ユーミンは1972年に荒井由実としてデビュー。1976年に結婚するまで、荒井姓で活躍した。荒井由実名義でリリースした初期4枚のアルバムは、今も伝説的な存在となっているが、そのファーストアルバム『ひこうき雲』は、村井や細野らが制作を手がけた。

ユーミンが結婚後に荒井姓で活動したのは、1996年8月の中野サンプラザホールでの伝説の復活イベント以来で19年ぶりとなる。

なお、サンケイスポーツによると、公演に先駆け、1969年から約15年間に生まれたアルファミュージックの名曲を集めたアルバム「アルファレコード〜We Believe In Music〜」が、8月19日にソニー・ミュージックから発売される。

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