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クウェート、国民全員のDNAをデータベース化

2015年07月17日 01時44分 JST | 更新 2015年07月17日 01時44分 JST
ASSOCIATED PRESS
Laboratory experts work on DNA samples to identify the bodies of victims of the Ethiopian Airlines Boeing 737 plane that crashed into the sea on Monday, at Beirut's government hospital, Lebanon, Wednesday, Jan. 27, 2010. Emergency workers searched deep in the sea Wednesday for the black boxes from a doomed Ethiopian Airlines jet as DNA tests helped identify several bodies that had been pulled from the Mediterranean. All 90 people on board were feared dead. (AP Photo/Bilal Hussein)

クウェートで7月1日、永住権を持つすべての居住者に対してDNA登録を義務づける法案が可決された

この法案はテロ対策の一環だ。対象はクウェート国民約130万人全員と在留外国人290万人で、彼らはDNA検査を受け、データベースに登録することが義務化される。従わない場合、最長1年の禁固刑と、罰金3万3000ドル(約400万円)が科される可能性がある。偽のサンプルを提出した場合、禁固期間は7年だ。

中東では過激派組織「IS(イスラム国)」によるテロが相次いでいるが、クウェートでも6月26日にイスラム教シーア派のモスクで自爆テロがあり、27人が死亡、227人が負傷した。ISがこの爆発を認める犯行声明を出している。

クウェートのシャイフ・ムハンマド・アル=ハーリド・アル=サバーハ内務大臣は、議会での演説で「クウェートは戦争状態にある。今回のテロの犯人たちは摘発したが、他にもテロ組織は残っている」と話している。

住民のDNAデータベースを作ることで、治安当局が犯行現場で採取したDNAを鑑定し、登録されているDNAと照合できるようになる。このデータベースを作るために少なくとも4億ドルの資金が用意されており、アラブ・タイムズ紙によれば、すべての作業は2016年9月までに完了する予定だという。

DNAをデータベース化する取り組みはアメリカでも行われているが、対象は犯罪者に限られている。以前は服役囚だけだったが、2009年から逮捕・拘束歴のある人も対象になった

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:湯本牧子/ガリレオ]

IS(イスラム国)から逃げた女性や子供たち

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