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「白雪姫」、カタールの学校で禁止図書に 理由は?

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APIC/GETTY IMAGES

カタールの私立学校が、児童書の「白雪姫」を、図書館から撤去した。生徒の親からの「性的な描写を連想させる」というクレームを受けての対処だという。

問題となった本はディズニーが1937年に映画化した「白雪姫」をベースに書籍化したもの。生徒の親がどのシーンを問題と考えたのかはわかっていないが、本の表紙には、王子と白雪姫が見つめ合い、身を寄せ合う絵が描かれている。

1月21日のドーハ・ニュースによれば、SEKインターナショナル・スクール・カタールに通う生徒の親が、カタール最高教育審議会(SEC)に対して「白雪姫」のイラストや文章が教育上好ましくないと報告し、これを受けSECが学校側に本を撤去するよう命じたという。

SEKインターナショナル・スクール・カタールのヴィヴィアン・アリフ校長は、ドーハ・ニュースの中で「今後子供たちが決して『白雪姫』を読むことが無いよう、速やかに図書館から撤去しました。我が校はカタールで創立したことを誇りに思っており、今回意図せず皆様を不快にさせたことに関して深くお詫び申し上げます」と述べた。

撤去された「白雪姫」の本

ガーディアン紙によれば、性的、もしくは品位を欠くという理由で、コンテンツに検閲が入ることはカタールでは珍しくないという。最近では、トランスジェンダーの主人公が登場するイギリスの映画「リリーのすべて」が、品位を欠くシーンが含まれているという理由でカタールでは上映中止になった。

SECはTwitter上で「カタールの全ての学校はSECが定めたルールを遵守する必要がある」とSEKインターナショナル・スクール・カタールの謝罪を引用しながら述べた。また、SECの公式サイトによると、SECは「イスラム教の価値と地域の伝統を保存および考慮しながら、最善の措置をとっていく」ことを目標として掲げているという。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。


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