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小保方晴子さん、手記『あの日』出版へ。STAP細胞論文は「一片の邪心もなかった」

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2014年4月、記者会見をする小保方晴子さん Photographer: Tetsuya Yamada/Bloomberg via Getty Images | Bloomberg via Getty Images
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STAP細胞論文の執筆者である元理化学研究所研究員の小保方晴子さんが、手記を出版することになった。版元は講談社、早ければ1月28日にも書店に並ぶ。小保方氏がまとまった主張を公表するのは、2014年4月の会見以来初めて。産経ニュースなどが報じた。

手記のタイトルは「あの日」。全253ページで、幼少期から、理研での研究、疑惑が浮上して論文の撤回に至る過程を詳細に綴っている。講談社のオピニオンサイト「現代ビジネス」が、内容の一部を公開した。この中で小保方さんは、STAP細胞論文を捏造・改ざんしたと理研が認定したことについて、「誰かを騙そうとして図表を作成したわけでは決してありません」「一片の邪心もありませんでした」と弁明している。

STAP細胞の研究中は、細胞の不思議さに魅了され、自分なりに一生懸命に実験に取り組んでまいりました。そのためSTAP細胞論文の執筆過程においても、私は誰かを騙そうとして図表を作成したわけでは決してありません。一片の邪心もありませんでした。

小保方晴子の告白「あの日から、今日までのこと」 ~独占手記『あの日』より 2016/01/27)

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現代ビジネスに掲載された「あの日」の表紙

■STAP細胞とは?

朝日新聞デジタルによると、STAP細胞とは、マウスの体の細胞を酸に浸すだけで、あらゆる種類の細胞に育つ能力を持つようになるとされた新型の万能細胞のこと。小保方さんら理研の研究チームが2014年1月、STAP細胞の作成に成功したとイギリスの科学誌ネイチャーで論文で発表した。

「ノーベル賞クラスの発見」として世界的な反響を呼んだが、論文に画像の使い回しなど不審な点について指摘が相次いだことを受けて、理研の調査委員会は同年3月末、捏造と改ざんの不正を認定した。小保方さんは会見で「STAP細胞はあります」「200回以上作製に成功した」などと主張したが、その後の再実験では小保方さん自身もSTAP細胞を作成できなかった

同年12月、理研はSTAP細胞の実在を示す証拠とされたものは、「すべてES細胞の混入に由来する、あるいはそれで説明できる」という調査報告書を発表。STAP細胞の発見は、公式に否定された。

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小保方晴子氏の記者会見画像集(2014年4月9日・大阪)
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