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なぜバーニー・サンダースはサウスカロライナ州で苦境に陥っているのか

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BERNIE SANDERS PRINCE WILLIAMS
ATLANTA, GA - FEBRUARY 16: Democratic Presidentail Candidate Sen. Bernie Sanders speaks during the Bernie Sanders HBCU Tour and Rally at Atlanta University Center on February 16, 2016 in Atlanta, Georgia. (Photo by Prince Williams/WireImage) | Prince Williams via Getty Images
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アメリカ・バーモント州選出の上院議員で民主党の大統領候補であるバーニー・サンダース氏は、何カ月もかけて黒人票を――つまり、サウスカロライナ州という重要な予備選で勝利するために不可欠な支持を――獲得しようとしてきた。しかし、2月18日に発表されたモンマス大学の世論調査では、11月以来この層にほとんど食い込めていないということが明らかになった。

世論調査では、サンダース氏が前国務長官のヒラリー・クリントン氏を29%差で追っているが、これはサウスカロライナ州の黒人の有権者たちが、「サンダー氏は黒人に関わる問題を上手く対処できる」とは思っていないことを示している。サンダース氏を信頼している黒人の投票者たちは43%。一方のクリントン氏に信頼を置く有権者は、73%に上る。


2月18日に発表されたモンマス大学の世論調査

14%の黒人有権者が「サンダース氏は“素晴らしい”仕事をするだろう」と回答している。これは11月の調査と比較すると6ポイントの上昇だ。「“良い”仕事をする」と答えた人は29%で、3ポイント下がった。総合的には3ポイントの改善だ。

「“まずまず”」と答えたのは34%で、2ポイント上昇。「きちんと仕事が出来ないだろう」と解答したのは11%で、こちらは4ポイント増えた。

一方のクリントン氏はどうか? 黒人有権者たちは、黒人が必要とするものを満たすクリントン氏の能力に、大きな信頼を置き続けている。

10人のうち3人の黒人有権者は、「クリントン氏は“素晴らしい”仕事をするだろう」と回答し、4人以上が「“良い”仕事をする」を選んだ。22%が「“まずまず”」と考え、「きちんと仕事が出来ないだろう」と回答したのはたった1%だ。

サウスカロライナ州で人口の約30%を黒人が占めており、2月27日の民主党予備選では、有権者の大部分を占めると予想されている。世論調査では民主党の回答者の52%が黒人だった。2008年の予備選では、サウスカロライナ州で投票した民主党支持者の55%が黒人だった

なお、サンダース氏が黒人票の獲得につなげられなかった州は、サウスカロライナ州だけではない。1100人の黒人を対象にした最近の全国調査では、58%がサンダース氏を支持した一方で、72%がクリントン氏を支持した人は、72%に上った。さらに、ミレニアム世代の若者たちの多くはサンダース氏の支持者だと報告されていたが、この調査では黒人のミレニアム世代はクリントン氏を支持していたことが分かった。

※注:モンマス大の世論調査は2月14日〜16日にサウスカロライナ州在住の民主党を支持していると思われる有権者403人を対象に行われた。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。


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