過労自殺...それでも「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由(マンガ)

「過労自殺と聞くと、『死ぬくらいなら辞めればいいのに』と思う人は多いでしょうが、その程度の判断力すら失ってしまうのがブラックの恐ろしいところ」
汐街コナ Twitter / sodium

ゲームキャラクターや挿画などを手がけるイラストレーターの汐街コナさんが10月25日、「昔、その気もないのにうっかり自殺しかけました。」と題する、過労自殺についてのマンガをTwitterに投稿し、話題になっている。

汐街さんは、自身がかつて約100時間残業していたという経験を8ページのマンガで表現。「多くの方に見ていただけるとうれしい」と、ハフポスト日本版にコメントした。

マンガでは「過労自殺と聞くと、『死ぬくらいなら辞めればいいのに』と思う人は多いでしょうが、その程度の判断力すら失ってしまうのがブラックの恐ろしいところ」などとと解説。判断力を失わないための方法なども盛り込んでいる。

汐街コナ Twitter / @sodium
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汐街コナ Twitter / @sodium
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汐街さんは、判断力があるうちは、仕事を辞めるという選択肢も考えられるが、長時間労働を続けるとだんだん判断力がなくなり、辞めるという選択肢が見えてこなくなると分析。もし体調不良になったら、「とにかく一度会社を休んで」と訴えた。きちんと寝たり、誰かに相談することで、選択肢があると再び気が付くことができる。汐街さんは、判断力を失う前に動くことが大事だと強調した。

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