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「東京に慰安婦像を」中国外務省の報道局長、日本政府に反論

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中国外務省の陸慷(りく・こう)報道局長は10月25日の定例会見で、ドイツが首都ベルリンにホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の記念碑を建立したと指摘した上で「東京に慰安婦像を設置すれば、アジアの隣国の理解を得るのに役立つだろう」と訴えた。中国・上海に慰安婦を象徴する少女像が設置されたことを、日本の菅義偉・官房長官が批判したことを受けて発言した。時事ドットコムなどが報じた。


■上海の慰安婦像とは?

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上海師範大学の構内に設置された従軍慰安婦を象徴する中韓の少女像=10月22日、中国・上海市

朝日新聞デジタルによると、中国・上海の上海師範大学で22日、慰安婦を象徴する韓国人と中国人の少女像2体が設置された。大学関係者によると、中国と韓国の芸術家が協力して制作、寄贈したものだという。同様の少女像はソウルにもあるが、この関係者によると中国でこうした少女像の設置は初めて。

これに日本政府が抗議した。菅義偉官房長官は24日の記者会見で「日中関係の改善に資するとはいえず、極めて残念だ」と不快感を示した。そのうえで「我が国の過去の不幸な歴史に過度に焦点を当てるのではなく、国際社会が直面する共通の課題に未来志向で取り組んでいく姿勢が重要だ」と指摘した


■中国外務省、日本政府に反論

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中国外務省の陸慷報道局長(7月13日撮影)

冒頭の「東京に慰安婦像を」という陸報道局長の発言は、菅官房長官の発言に反論する中で飛び出した。

NHKニュースによると、25日の会見で陸氏は「我々は日本側に日本の軍国主義が海外で犯した侵略の罪を直視し反省するよう強く促す」と批判した上で、「日本の政界の要人はドイツが戦後ユダヤ人のために建てた碑を見てみるべきだ。東京にも慰安婦像を建てれば、日本の歴史上の悩みの種は取り除かれ、アジアの隣国の理解を得る助けとなるだろう」と述べたという。


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