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「将来死にたくなったらコイツを読め」漫画家・鈴木信也さんが娘に寄せた愛のメッセージに反響

2017年02月24日 00時03分 JST | 更新 2017年02月25日 22時02分 JST
鈴木信也 / ひつじのブログ

「週刊少年ジャンプ」で連載された漫画『Mr.FULLSWING(ミスターフルスイング)』などで知られる漫画家の鈴木信也さんが2月19日、自身のブログに「将来死にたくなったらコイツを読め」というタイトルをつけた記事を投稿し、娘に宛てた漫画を公開した。

鈴木さんの漫画には、現在5歳だという娘が「将来死にたくなった時」に父親として伝えたいメッセージが込められており、ネット上では「愛がある」「とても泣けました」といった声が多数寄せられている。

漫画の中で鈴木さんは、人生について、「私達は完全密室の軽くガス漏れしている部屋で暮らしている」と表現。そのガスは「いじめ」や「暴力」といった悩みが発生源で、放置しておくと部屋中に充満してしまい、いずれ本当に死んでしまうと説明している。

このように、自殺に至るまでの経緯を「部屋のガス漏れ」に例えた鈴木さんは、「困難に遭遇したらもう戦ったりしなくていい」「ただひたすら『逃げろ!!』って言いたい」と綴り、苦しみが限界に達した時は逃げていいという娘への愛情を込めたメッセージを伝えた。

鈴木さんがブログ上で公開した漫画は以下の通り。

  • 鈴木信也(ひつじのブログより転載)
  • 鈴木信也(ひつじのブログより転載)
  • 鈴木信也(ひつじのブログより転載)
  • 鈴木信也(ひつじのブログより転載)
  • 鈴木信也(ひつじのブログより転載)
  • 鈴木信也(ひつじのブログより転載)


【※】スライドショーが表示されない場合は、こちらへ。

娘へ ~将来死にたくなったらコイツを読め~ - ひつじのブログより 2017/02/19)

ブログの最後には、鈴木さんがこの漫画に寄せた思いを語っている。鈴木さんは、「いじめる側が悪いとか、いじめられる側にも問題があるとか イジメに気づいていながら止められない学校側が悪いんだとか責任論について語りたいわけではありません」と前置きし、「生きているだけでも………例えばうまいもん食ってるだけでも楽しいよ」という思いを娘に伝えたかった、と綴った。

「自殺」をテーマにした漫画は、過去にもネット上で話題になった。過労自殺した高橋まつりさんの労災認定がおりた2016年10月には、イラストレーターの汐街コナさんが「昔、その気もないのにうっかり自殺しかけました。」と題する過労自殺についてのマンガをTwitterに投稿し、大きな反響を呼んだ。


過労自殺...それでも「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由(マンガ)