与謝野馨氏が死去 78歳、自民党に復党したばかりだった

元衆院議員の与謝野馨氏が、5月24日、死去した。
時事通信社

元衆院議員の与謝野馨氏が、5月24日、死去した。78歳だった。NHKニュースなどが報じた。

与謝野氏は、歌人の与謝野鉄幹と晶子の孫にあたる公式サイトによると、1938年、東京都千代田区で生まれた。1963年に東京大学法学部を卒業後、会社員や元首相の中曽根康弘氏の秘書などを経て、1976年の衆院選で自民党から出馬し、初当選した。

その後、文相や通商産業相などを歴任。政界きっての政策通として知られ、2009年の麻生内閣では、財務・金融・経済政策担当の3大臣を務めた。

2010年4月に離党届を提出し、新党「たちあがれ日本」を結成。自民党から除名処分を受けた。

2011年1月に、たちあがれ日本も離党し、民主党政権では内閣府特命担当相、社会保障・税一体改革担当相に就任した。咽頭がんの手術を受け、2012年12月には政界を引退していた。2017年4月30日付で、7年ぶりに自民党に復党した。

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