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「Jアラート」とは?北朝鮮がミサイルを続けて発射しているけど、どんなルールで鳴ってるの?

2017年05月29日 20時04分 JST
KCNA KCNA / Reuters
The scene of the intermediate-range ballistic missile Pukguksong-2's launch test in this undated photo released by North Korea's Korean Central News Agency (KCNA) May 22, 2017. KCNA/via REUTERS ATTENTION EDITORS - THIS IMAGE WAS PROVIDED BY A THIRD PARTY. EDITORIAL USE ONLY. REUTERS IS UNABLE TO INDEPENDENTLY VERIFY THIS IMAGE. NO THIRD PARTY SALES. SOUTH KOREA OUT.

北朝鮮によるミサイル発射が相次いでいる。

このような緊急事態に、国民に情報を知らせ、避難を促すのが「全国瞬時警報システム」、通称「Jアラート」だ。

5月29日朝に北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した。にもかかわらず、このJアラートが発動せず、Twitter上では「Jアラートが鳴らないのなんで?」といった声があがっていた。

■「Jアラート」とは?

総務省消防庁の発表している説明資料によると、Jアラートとは以下のようなものだ。

弾道ミサイル情報、津波警報、緊急地震速報など、対処に時間的余裕のない事態に関する情報を国

(内閣官房・気象庁から消防庁を経由)から送信し、市町村防災行政無線(同報系)等を自動起動することにより、国から住民まで緊急情報を瞬時に伝達するシステム

(総務省消防庁「全国瞬時警報システム(J-Alert)」説明資料より)

2007年2月から一部の地方公共団体で運用が開始され、2017年現在、全ての地方公共団体がJアラートに対応しているという。

Jアラートを使用すると、市町村の防災行政無線等が自動的に起動し、屋外スピーカー等から警報が流れるほか、携帯電話にエリアメール・ 緊急速報メールが配信される。

■弾道ミサイルが発射されたら?

弾道ミサイルが発射された場合、Jアラートは私たちにどのように届くのだろうか?

●ステップ1

政府が、弾道ミサイルが日本に「飛来する可能性」があると判断した場合に、国民に避難を呼びかけるために送信される。

●ステップ2

その後、弾道ミサイルが日本の領土・領海に「落下する可能性」があると判断された場合には、続報としてただちに避難を呼びかけるメッセージが届く。

●ステップ3

弾道ミサイルが日本の領土・領海に「落下した」と推定された場合と、日本の上空を「通過した」場合と、日本まで飛来せず「領海外の海域に落下した」場合に、その旨が続報として届く。

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【参考】エリアメール・緊急速報メールの受信画面の実例
(平成28年2月7日に沖縄県内で配信されたもの)

■ミサイルが発射されてもJアラートが来ない時がある?

しかし、5月29日朝の弾道ミサイル発射時のように、Jアラートが届かない時もある。この日に届かなかったのはなぜだろうか?

総務省のQ&Aサイトによると、弾道ミサイルが日本の「領土・領海」に落下する可能性、あるいは通過する可能性がないと判断された場合には、Jアラートは使用されないという。

EEZ内にミサイルが落下する可能性がある場合にはJアラートは使われないが、船舶、航空機に対しての警報が発せられる。

【参考】領海等に関する用語(海上保安庁ホームページより)

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■「Jアラート」の役割、より重要に

朝日新聞デジタルによると、連日の北朝鮮からの弾道ミサイル発射を受けて、政府は5月9日にJアラートによる避難呼びかけのアナウンス内容を変更した。国民に安全確保を促せるように、より具体的な指示を含む内容に変更したという。

これまで、ミサイル発射直後は「ミサイルが発射された模様です」とアナウンスしていたが、これに加えて「頑丈な建物や地下に避難して下さい」と付け加えた。

避難呼びかけについても、「直ちに避難。屋内に避難して下さい」から「直ちに避難。直ちに頑丈な建物や地下に避難して下さい」と具体的な指示を付け加えた。

ミサイルが日本の領土・領海に落下したと推定される場合は、「不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、直ちに警察や消防などに連絡して下さい」としていたが、「続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難してください」と呼びかける内容に変えたという。

続く5月11日に、消防局は、Jアラートを受信できない場合の対策方法を発表した。

報道資料によると、ほとんどの携帯電話・スマートフォンでJアラートの受信が可能だが、一部受信ができない端末があるという。受信できない場合には、Yahoo社が無料で提供している「Yahoo!防災速報」を利用する方法と、一部の地方公共団体で実施している事前にメールアドレスを登録しておく方法の2通りで、弾道ミサイルなどの情報を受け取るように勧めている。

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北朝鮮・金王朝の家系図


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