政治

岸和田市長、現金200万円を自民関係者に預ける「推薦を得るため」

「『案配しちゃるから』と言われて委ねた」と説明

2017年11月28日 08時58分 JST | 更新 2017年11月28日 09時00分 JST
朝日新聞社
報道陣に囲まれながら、会見場を退出する信貴芳則市長(中央)=27日午後、大阪府岸和田市、水野義則撮影

200万円「自民の推薦得るため」 会見で岸和田市長

 大阪府岸和田市の信貴(しぎ)芳則市長(56)は27日、4年前の市長選で初当選する前に、現金200万円を自民党岸和田支部組織部長の日田(ひだ)孝志氏(55)に預けていたとして記者会見を開いた。「自民党の推薦を得るためだが、200万円の行き先は把握していない。軽率だった」と陳謝。未記載の政治資金収支報告書を訂正する考えも示した。

 信貴氏が現金を預けたという日田氏もこの日、同市内で会見した。2013年10月、当時、岸和田市を含む党大阪府第18選挙区支部長だった神谷(かみたに)昇衆院議員(68)=比例近畿ブロック=に200万円を渡したと主張。「信貴氏の選挙応援をいただくための資金だった」と語った。神谷氏は27日、事務所を通じて「資金提供の件に関しましては、ご指摘の事実はありません」とするコメントを出した。

 26日投開票の市長選で再選した信貴氏は会見で、日田氏に現金を預けた理由を「当時は自民党の推薦から漏れていた。(日田氏は)豊富な人脈があり、『案配しちゃるから』と言われて委ねた」と説明。13年11月には党の推薦が決まり、「(200万円が)推薦をスムーズにしてくれたということでしょう」と述べた。神谷氏に現金が渡ったかに関しては「記憶にない」と繰り返し、収支報告書に支出として記入していなかったことも「バタバタしていて、失念した」と釈明した。

(朝日新聞デジタル 2017年11月28日 00時21分)
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