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「危険なグループ」と呼ばれて 社会派アイドル「制服向上委員会」が目指すものは

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制服向上委員会の野見山杏里さんと名誉顧問の橋本美香さん(右)

■イベント後に後援取り消し

アイドルグループ「制服向上委員会」は、社会派アイドルグループというアイドル界の中で特殊なポジションをしめてきた。約20年にわたる活動歴の中で、最近注目されたのは、2015年6月に自民党政権を批判する歌を歌ったことだ。神奈川県大和市で開かれた市民団体主催のイベントでのこと。そのため大和市が後援を取り消し、外国特派員協会で記者会見するほどの騒ぎになった。

これまで、イラク戦争反対や歩行喫煙禁止キャンペーンなど、社会的なテーマを取り上げてきたのがグループの特徴だ。2011年には「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」を発表し、そのプロモーションビデオはYouTubeで15万回あまり再生された。

■罵詈雑言に震えて

「変わった子たちとみられたり、危険なグループとみられたりする」と制服向上委員会の現リーダーの野見山杏里さんは話す。

街頭で活動していると、右翼活動をしていると思われる人たちから罵詈雑言を投げかけられ、泣いてしまったメンバーがいた。野見山さんは、最初何を言われているのか分からなかったが、泣いているメンバーを落ち着かせた後、自分もがくがくと手が震えたという。これまでに体験したことがないことだったからだ。

■「今日暑いね」と同じ感覚で政治的発言

アイドルという看板をたてているために目立つ。さらに脱原発など社会問題をテーマに活動していると、逆の立場の意見も強く言われることもある。

ただ、最近、野見山さんは「批判される意見だとしても、批判する相手には批判の理由がある。いろいろな意見に触れられるのは良いな」と思うようにしているという。

10代だからといって政治のこと分からずものを言わされているわけではないと訴える。

「社会で何が起きているのかアンテナを張っていくことが大事だと思う。大人になったからといって突然意見が言えるとは思わない。そういうことを伝えられるといいなと」

15歳で制服向上委員会に入り、現在は名誉会長で、シンガーソングライターの橋本美香さんは「『今日は暑いね』と言うのと同じ感覚で、政治についてものを言ってはいけないのでしょうか」と話している。

■クラウドファンディングで活動をまとめたドキュメンタリー映画

2011年の東日本大震災以降、脱原発を訴えてきた活動を振り返るドキュメンタリー映画「脱原発へかけた少女たちの青春」を制作するため、クラウドファンディングサイトA-portで資金を集めている。

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A-port
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