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10年後に私の子供たちがこの文章を読むとき、食糧危機は過去のものになっていることを願います

2015年05月25日 18時31分 JST | 更新 2016年05月25日 18時12分 JST
Christina Aguilera/ WFP

私が娘のサマーを出産する直前だった2014年8月、私が非常に重要だと考えているテーマについて、私の話をシェアする機会をハフポストでいただきました。そのテーマとは、世界の飢餓を終わらせるということです。私はその機会を持てたことをとても感謝していますし、私の話を広めてくれた多くのハフポスト読者の方にお礼を言いたいと思います。

2009年に息子のマックスを出産した後、私は世界の子供たちや家族のために何かしなければと考え、ボランティアとして国際連合世界食糧計画 (WFP) で飢餓撲滅大使、またファストフードチェーン「ヤム・ブランズ」の世界飢餓救済活動のボランティア広報に就任しました。ですが、これは私の話というよりも、世界中で支援を必要としている何百万人という子供たちや家族の話なのです。

2014年、多くの方々が世界の食糧危機への意識を高めるための #PasstheRedCup (レッドカップを届けよう) のシェアに協力してくれました。8億500万人、そのうちの多くが子供たちですが、彼らは毎晩お腹を空かせたまま眠りにつくのです。レッドカップは、WFPの学校給食プログラムによって数百万人の子供たちに届けられる食事のシンボルなのです。

私たちは共にひとつのムーブメントを生み出し、WFPプログラムの支援に数百万ドルが集まりました。2007年以来、ヤム・ブランズの世界飢餓救済キャンペーンは現金と食料寄付で6億ドルを集め、世界中の女性や子供たちに24億食の健康的な食事を提供してきました。

しかし、私たちにはまだまだやるべきことがたくさんあります。

私はルワンダ、ハイチ、グアテマラにあるWFPの支援現場を訪れました。私は支援の必要性を直接目の当たりにしました。お腹を空かせた子供を抱えるお母さんの目に、絶望が浮かんでいました。一方で喜びも目にしました。WFPを通じて食事を受け取ったお母さんと子供たちの顔が、パッと明るくなったのです。私は自分のことなど知らない子供に食事を手渡すことで、喜びを感じました。彼女は私から受け取った食事への感謝の気持ちとして、自然と笑顔を浮かべたのです。その食事は、その子供たちにとってその日唯一の食べ物だったかもしれません。

お腹を空かせた子供に食事を与えてあげるのは、人生を変える体験です。そして私たちはみんな、それができる力を持っています。この世界には、地球上のすべての人に行き渡るだけの食べ物があります。もし私たち全員がちょっとの時間とお金を使えば、世界の飢餓を終わらせることができるのです。私の一番の願いは、今から10年後、世界が力をあわせて飢餓をなくすことができたと、誇りを持って過去を振り返ることができるようになることです。

私は自分の子供たち、マックスとサマーには常に自分たちが手にしているものに感謝の気持ちを持ち、世界中で最低限の食事を必要としている仲間たちを手助けする役割も担っていることを理解してほしいと思っています。今から10年後、彼らがこの記事やその他の食料支援の取り組みについての話を目にし、世界の飢餓には終わりがあるのだと理解してくれれば嬉しいです。

お腹を空かせた子供に食事を与えてあげるのは、人生を変える体験です。そして私たちはみんな、それができる力を持っています。

私たちにはそれが実現できます。どんな形でもいいので、HungertoHope.comの世界食糧危機救済キャンペーンへの寄付による支援をお願いします。この話を友人や家族と共有し、彼らの参加を促してください。飢餓と戦うために、地元のコミュニティーでできることをしてください。力を合わせ、世界を飢餓から希望へと動かしましょう。

この記事はハフィポストUS版10周年を記念し、さまざまな分野の専門家が次の10年の見通しについて意見を寄せるシリーズです。このシリーズの全記事はこちらから

このブログはハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。