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こんな洗顔をしていませんか? お肌にやさしい洗顔方法とは

2015年07月10日 17時10分 JST | 更新 2016年07月09日 18時12分 JST
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スキンケアの基本はお肌を清潔に保つことですが、間違った洗顔方法でお肌の状態を悪化させている方もいるようです。お肌にやさしい洗顔方法とは?

丸一日外で戦ってきたお肌には、汚れがたまっています。汚れには、皮脂や化粧品などの油溶性の汚れと汗やほこりなどの水溶性の汚れがあります。洗顔の際は、まず油溶性の汚れをクレンジング剤で浮き上がらせることが重要です。

◆クレンジング剤の成分が肌トラブルを招くことも

ここで知っていただきたいのが、市販のクレンジング剤に含まれている合成界面活性剤です。油と水を混ぜ合わせるために配合されているこの物質には、お肌の深くまで浸透し皮膚のバリア機能を壊してしまう力があります。

お肌の強い方は肌が回復する力が強いので、合成界面活性剤入りのクレンジング剤をつかっても肌トラブルは起きないかもしれません。しかし肌力が弱い方は、肌構造を壊す合成界面活性剤が乾燥肌、ニキビ肌、その他さまざまな肌トラブルの原因になるのです。

◆お薦めは肌にやさしい「石けん」

肌の弱い方は市販のクレンジング剤を使わずに、オリーブオイルや太白ごま油、スクワランオイル等、合成界面活性剤が入っていない肌にやさしいオイルの使用をお薦めします。その後に、天然の界面活性剤である石けんで洗顔すると、油溶性の汚れを浮き上がらせたオイルと水溶性の汚れを一緒に洗い流してくれます。

石けんにもいろいろな種類がありますが、お肌の弱い方には、天然の油脂で作られたアルカリ度の低い無添加せっけんがお薦めです。特に冷製法(コールドプロセス)で作られた石けんや、購入後にPH試験紙で泡のPHを測ってみてPH8~10の石けんは、とてもやさしい石けんです。お肌に合う石けんをご自身で探してみましょう。

◆お肌にやさしい洗顔のしかた

お肌にやさしい石けんを泡立てネットでたっぷり泡立てて、ふわふわと洗ってください。手はお顔にはつけずに、泡だけがつくイメージです。ゴシゴシ洗ってはいけません。ゴシゴシすると、皮膚の角質がめくれて水分を保持する力が衰え、乾燥肌をまねきます。

すすぐ温度は、冷たく感じる程度のぬるま湯です。体を洗うお湯は40℃くらいですが、お肌より高い温度のお湯でお顔をすすぐと保湿成分が流されて乾燥肌が進みます。温度はとても大切です。20~25℃が良いですね。

◆大人ニキビの方は要注意!

大人のニキビはお肌に水分が足りないことで角質がゴワゴワになり、毛穴が詰まってしまうことで発生します。多くの方が毛穴のつまりを取ろうとゴシゴシ洗って、温かいお湯ですすぎ、皮膚の水分が少なくなり、大人ニキビがひどくなるという悪循環に陥っています。

石けんをたっぷり泡立てた泡でふわふわ洗い、冷たいぬるま湯ですすぐ。これを実行しただけで大人ニキビが良くなった患者さんが多くいらっしゃいます。

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【医師プロフィール】

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菅原 由香子 美容皮膚科

すがわら皮膚科クリニック 副院長

弘前大学医学部卒業後、札幌医科大学皮膚科医局に入局。子育てのための休職を経て大手美容外科・美容皮膚科部門等で臨床経験を積み、岩手県一関市に夫と共にすがわら皮膚科クリニックを開業。自らが約20年間の肌荒れ克服の経験を持つ。著書『肌のきれいな人がやっていること、いないこと』はアマゾン書籍総合ランキング1位を獲得。刊行から2週間で1万部を突破し、その後も増刷を重ねている。

クリニックには、何をやっても治らなかった患者さんが由香子の噂を聞きつけ、全国から訪れる。

http://www.sugawara-hifuka.com/