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田中将大が順調に回復 キャッチボールの距離もついに2倍へ

2014年08月10日 18時08分 JST | 更新 2014年08月10日 18時13分 JST
Rich Schultz via Getty Images
NEW YORK, NY - AUGUST 06: Pitcher Masahiro Tanaka #19 of the New York Yankees helps sell tickets in the advance ticket window before the start of their game against the Detroit Tigers at Yankee Stadium on August 6, 2014 in the Bronx borough of New York City. (Photo by Rich Schultz/Getty Images)

右肘靭帯の部分断裂でリハビリ中のヤンキースの田中将大投手が9日(日本時間10日)の投球練習再開後で最長となる120フィート(約36メートル)のキャッチボールを予定していることが分かった。田中の順調な回復ぶりをニュージャージー州最大のニュースサイト「nj.com」が報じている。

日本時間10日のキャッチボールは約60メートルに延びる見通し

 右肘靭帯の部分断裂でリハビリ中のヤンキースの田中将大投手が9日(日本時間10日)の投球練習再開後で最長となる120フィート(約36メートル)のキャッチボールを予定していることが分かった。田中の順調な回復ぶりをニュージャージー州最大のニュースサイト「nj.com」が報じている。

 田中は8日の練習で60フィート(約18メートル)から25球、90フィート(約27メートル)から25球のキャッチボールを行った。「彼はいい感じだと言っていた」と語ったヤンキースのジョー・ジラルディ監督は9日の練習で、田中とラリー・ロスチャイルド投手コーチとのキャッチボールを120フィートに延ばす方針を明かしたという。

 先月8日のインディアンス戦で故障した田中は、ヤンキースのチームドクター、クリストファー・アーメッド医師らスポーツ医学の権威3人に診断を仰ぎ、右肘靭帯部分断裂を保存療法で治療することになった。同14日には自身の血液から抽出した血小板を凝縮して患部に注射するPRP皮膚再生療法を実施。そして、今月4日に60フィートの距離で再開したキャッチボールの距離がついに2倍となる見通しだ。ジラルディ監督は60フィートのキャッチボールで違和感が出なければ、次のステージに進み、平地でキャッチャー相手に投げ込むトレーニングに入ることを明かしている。

 現時点で経過が良好な田中だが、記事では、もしもリハビリ中に痛みを訴えた場合、ヤンキースは全治1年以上を要する肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)に切りかえる可能性が残されているとしている。ロスチャイルド投手コーチも「チームは田中の肘の状態をいまだに案じている。トミー・ジョン手術にいたらない場合も数年にわたる懸案事項になる」と語っているという。

 復帰への階段を順調に一歩一歩踏みしめている田中だが、チーム首脳陣の間では予断を許さない状況は変わらないようだ。

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(2014年8月9日「フルカウント」より転載)