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オセロを人生に応用する

2016年01月30日 02時12分 JST | 更新 2017年01月28日 19時12分 JST

人生は横一列のオセロと一緒だと思う。

生まれたのが白色で、その後、白か黒か、何かが起きるたびに横に横に、置かれ続ける。

自分にとっては、スポーツでの挫折が黒色だった。

水泳を辞め、サッカーを辞め、テニスを辞め、陸上を辞めた。

どんなに頑張っても、速くならなかったし、上手くならなかった。

黒ばっかりが続くオセロだったが、いつか白が置かれれば、全部白にひっくり返る瞬間があると、オセロ哲学を胸に諦めずにひたすら競技転向をした。

「諦めなければ、夢は必ず叶う」

という言葉がある。

私はちょっと違った。

私はたくさん諦めた。けど、たぶん自分自身に対しては諦めなかった。

大学でボートを初め、2年後にU23の世界選手権で銀メダルを獲ることができた。あり得ないことが現実に起き、今までの黒色が全部ひっくり返る感じを、初めて感じることができた。

今思えば、水泳は水との相性や、心肺機能の面でボートに活きてるし、サッカーのお陰で視野が広くなって相手の動きや他のボートの動きを把握するのに活きている。

テニスはオールを扱うのに比べればテニスの方が難しい気もするし、陸上は足腰を鍛えてくれた。

全部、意味があったのだ。とスポーツをはじめて16年後ぐらいに初めて気づいた。

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多分これからも、黒色が続くと思う。でもいつか白に変わる黒色だと思えば、一見黒の白色だと思えば、何でもいいからたくさん置きたくなる。

自分が正しいと思うこと、やりたいと思うこと、それをやり続けること。

諦めず、置き続けること。

もっと言うと、諦めてもいいから、置き続けること。

1週間後の天気予報だって外れる。数年後の自分を予想する意味はあるのか。

置き続けよう。黒でもいいから置き続けよう。

人間は合理的な判断をしようする、と言うけれど、残念ながら合理的に今の自分になれた人はどれぐらいいるのだろうか?(少なくとも私は無職になった)

白か黒か考えても、いつかみんな白色に変わるから、「合理的に」テキトーに置いてけばいいのかなと思う。どうせ忘れる毎日を過ごすなら、思いっきり真っ黒でもいいから、それが正しいと思うなら、やりたいと思うなら、たくさん置いていけばいいと思う。

覚えてない人生と、思い出したくない人生。どっちがいいか。

たくさん置きたい。せっかく生きているその間に。どうせニッコリ死ねるから。

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2015年10月に企業を退職、現在無職。12月に行われた日本代表最終選考でトップ通過。

今年4月韓国で行われるアジア大陸予選で3位以内で五輪枠獲得。種目は軽量級ダブルスカル。 https://www.facebook.com/nakano.rowing/

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