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世界中どこにいても仕事は可能! ドイツから情報発信を続けるリモートワーカー

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イギリスを拠点に、英語に堪能なオンラインスタッフを日本の企業に紹介している「バーチャルスタッフ JP (Virtual Staff JP)」(宮地アンガス代表)。スタッフの久保みゆきさんはドイツに暮らすリモートワーカーとして、同社の広報などを担っています。久保さんにリモートワークを始めたきっかけや、普段のお仕事の様子についてお伺いしました。

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*宮地代表のインタビュー記事『世界との距離を縮めたい!~バーチャルスタッフ JPが目指す国際的リモートワーク』もあわせてご覧ください。

ワーキングホリデーでヨーロッパへ


―バーチャルスタッフJPで働き始めたきっかけは何だったんでしょうか?

久保さん(以下敬称略):日本でデザイン事務所に勤務後、ワーキングホリデーでイギリスに渡りました。渡英後、何か前職のスキルを活かせる仕事をしたいなあ、と思っていたところ、バーチャルスタッフJP代表の宮地が当時、ロンドンで経営していた「Access Ideas」でステーショナリーデザイン担当として働くことになって。このころもロンドン郊外に住んでいたので、週に1回出社、それ以外はリモートワークをする、というスタイルで仕事をさせてもらっていました。

―ドイツに移られたのはどうしてですか?

久保:イギリスでのワーキングホリデーの期間は2年と決まっていたのですが、もう少しヨーロッパに滞在したい、という思いもあって、2015年の夏にドイツへワーキングホリデーで渡ることにしました。

イギリス・ドイツ・スペインに分かれてリモートワーク


―バーチャルスタッフJPで担当している業務について教えてください

久保:デザイン全般とPRを担当しています。具体的にはブログに使うタイトルや画像デザインなどの作成、Twitter、Facebook、PinterestなどSNSを使った広報です。ほかにも、ダウンロードできるeブックの作成なども行っています。実際にお客様とお会いするような仕事ではありませんが、SNSなどで反応があったときなどはやりがいを感じますね。

―普段、どのような感じでお仕事をされていますか?

久保:私のほかにもスペインのマヨルカ島在住のリモートワーカーがいて、宮地と3人で業務を行っています。全員が別々の国にいて、リモートワークしている形ですね。社内でのコミュニケーションのために使っているのはハングアウトなどのビデオ会議、メールやチャット、Googleドライブなどです。

木曜日以外の平日、イギリス時間で9時から12時は全員が業務についている時間と決めています。毎週月曜日には、今週やることについてのミーティングを行い、金曜日には今週の報告と来週何をするかの検討をします。何か困ったことやアドバイスが欲しいときは、それぞれが宮地とコンタクトを取って相談するスタイルです。

今のところ、メンバーが全員、ヨーロッパにいて時差があまりないのですが、誰かが日本に帰っているようなときは大変ですね。

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―リモートワークのメリットはどういったことだと思いますか?

久保:通勤にかかる時間がないこと、自分で仕事のスケジュールを立てやすい、というところでしょうか。また使い慣れたパソコン環境で仕事できるのもストレスがなく、メリットだと思います。

―逆に困ったことや、不安なことはありませんか?

久保:「ネットが基本」の仕事なので、何らかの事情でつながらなくなると連絡手段がなくなってしまうのは困りますね。

私の場合は、もともとイギリスで宮地と顔を合わせて仕事をしていた時期があるからかもしれませんが、いまリモートワークをしていることに不安を感じたことはありません。

でも、リモートワークだからこそコミュニケーションをなるべく取るよう意識するのは大事だと思っています。たとえばコミュニケーションのために、メンバーでバーチャルランチ会を開いたりしているんですよ。時差によってランチにならず、ディナーになってしまう人もいますけれどね。

隣に座って仕事をしているわけではないですが、お互いに何を考えて、何をしているのかが分かる「見える化」はチームとして図られていると思います。相手がいま忙しいのか、大変なのか、お互いに分かりあうのは大事ですから。

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グローバルな仕事にも意欲的に挑戦できるように


―これから、どのようにお仕事を頑張っていきたいですか?

久保:先日、日本に一時帰国したとき、外国からの旅行者がものすごく増えているなと思いました。一方で、訪日観光客向けのサービスは都心部では整ってきていますが、地方ではまだまだだと感じて。バーチャルスタッフ JPがお手伝いできることも多いと思うので、もっと多くの人に知ってもらえるようにしたいと思います。

―ドイツにはしばらくいらっしゃる予定でしょうか?

久保:ドイツでのワーキングホリデーは1年間と決まっているので、今年の夏には日本に戻る予定です。帰国後はヨーロッパでの経験を活かし、海外と日本をつなぐ仕事をしたいと思います。

―リモートワークをしていた経験は今後、どのように活かせそうですか?

久保:以前は紙媒体が多かったのですが、リモートワークを始めてからはWeb媒体やeブックなどのデザインやPRを主に行っています。Web媒体は紙媒体と違い、分からないことも多く、日々事情が変わるので臨機応変に対応できる能力が必要とされます。この経験は今後、どのような仕事にも活かせると思います。

今まで海外とリモートで仕事のやり取りをするなんて大手企業だけだと考えていましたが、バーチャルスタッフ JPで働く中で認識が変わりました。

これからも、リモートワークで培ってきたスキルを活かせば、ちょっとした事情で諦めなければいけなかった仕事や敷居が高いと思っていた海外との仕事にも意欲的に挑戦できると思っています。

―ありがとうございました。リモートワークなら、世界中どこにいても仕事ができる、という感覚がインタビューを通じて分かったような気がします。残り半年ほどのドイツ滞在、どうぞ楽しんでください!


この記事の著者:吉岡 名保恵(Naoe Yoshioka)

和歌山県の地方新聞で記者をしたのち、国立大学の非常勤勤務を経て夫の転勤のためリモートワークに移行。2児の子育てをしながら在宅での仕事を10年以上継続し、子どもの小学校入学を機に2014年からライター業も本格的に再開。記者出身の女性ライターユニット smart sense を立ち上げるなど活動の幅を広げている。

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