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サウジアラビアのスタバ、一時的に女性入店を禁止。それを外国人が批判する権利はあるか?

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the huffington post

2月1日頃、サウジアラビアでスターバックスが女性の入店を禁止した。

男女を隔てる仕切り『ジェンダーウォール』が壊れたためだった。

サウジアラビアの首都リヤドにある店舗に「女性の入店をお断りします。ご注文の場合は運転手に来させてください」と書かれた紙が張り出された。

2月1日にManar Mと名乗る人物が「リヤドのスターバックスは、女性というだけでサービスの提供を拒み、代わりに男性を来させるよう要求した」とツイートしたことで、この問題が発覚した。

この後、Manar Mはこの措置をさらに非難する。1940年代の人種差別の標識と今回張り出された張り紙を一緒に投稿し、70年前と現在の状況を比較した。

1940年代の標識には「白人専用の公園です。メキシコ人と黒人は立ち入り禁止」と書かれており、70年経った今でも差別の状況が全く変わっていないことを示している。

1940年代 VS. 2016年 サウジの#スターバックスによる#女性差別

この騒動に関して世界中で議論が起こっているが、そのなかでもサウジアラビアの「女性差別」については特に物議をかもしている。

ここで私は、サウジアラビアを擁護する意見と、(アラビア系カナダ人としての)反対意見を紹介したい。

パレスチナ系カナダ人の作家Chaker Khazaal氏は「サウジアラビアは今いったい何時代なんだ」と、ツイートすると共にFacebookに投稿し疑問を投げかけた。

これに対し反論する人もいる。「Khazaal氏がなぜそんなに干渉してくるのか疑問に思う」という意見もあれば、「あなたはサウジアラビア人ではないし、ここに住んでもいない。そうやって決めつける権利はあなたに無い!」というコメントもあった。

男女を隔てる仕切り『#ジェンダーウォール』が壊れたために、#サウジアラビアの@スターバックスは女性の入店を禁止した。サウジアラビアは今いったい何時代なんだ?

KhazaalさんのFacebookでも同様のコメントが集まった。

イスラムの評判を落とすとしてKhazaalさんを非難する人もいる。 コメントのやりとりを通し議論が白熱する中で、Khazaalさんは9日、祖国を擁護する女性に対し次のようにコメントを返した。

あなたの祖国に対する愛情は素晴らしいと思います。また、サウジアラビアのスターバックスが女性の入店を禁止した件についてコメントを残してくださったこと、感謝します。

私はあなたの気分を害するつもりはありませんでした。しかし、この耳を傾けるべき状況に対して、私はジャーナリストまた作家として世間の意識を高めたいと思っています。

私は『男女を隔てる仕切り『ジェンダーウォール』が壊れたために、サウジアラビアのスターバックス店でサービスを拒否された。』とするManar N(@manarn8)のツイートを読みました。これは、あからさまな女性の権利侵害です。

Manar Nは自分の考えを共有したにすぎず、私は世界的の声を提供したにすぎません。

ですが、このような対話をすることで様々な意見や事実、選択の社会平等化へ向けて共に取り組んでいけます。例えば、こういった取り組みのおかげでサウジアラビアは2015年12月、女性の地方議会選への投票が初めて認められました。

もちろんあなたはサウジアラビア国民の一人として、外国人の私が干渉することに対し批判的になる権利はあります。でも、私は思うのです。世界の一員として、私たちは世界中のあらゆる場所で起きている問題に対し考えを共有する義務があると。

ソーシャルメディアは声に耳を傾けるプラットフォームであって、人々を抑圧し黙らせるものであってはなりません。

Chaker Khazaal

Khazaal氏が今回の出来事を『あからさまな女性の権利の侵害』(私もこの意見に同意する)と表現したことに対して、サウジアラビアに住むある女性からは非難の声があがっている。

しかし、考えてみてほしい。ヨーロッパの海岸で子どもが溺れたときや、サウジアラビアでブロガーのライフ・バダウィ氏(Raif Badawi)が自分の意見を共有したためにむち打ち刑を受けたときに、私たちが関心を持つのはいたって普通のことだ。同様に、今回の出来事に対し『Khazaal氏が関心を持つこと』も、ごく当たり前のことなのだ。

2015年12月に地方議会選で女性に初の参政権が与えられた。これに続き、今回の出来事も生かしながら、サウジアラビアが人権に向けて新たなステップを踏み出してくれることを願う。

人権への意識を高めるのは私たちの義務だ。そして、自分たちの国がどこに向かうか決めるのはその人次第だ。

ーーーー
編注:
CNNによるとスターバックスはその後、「スターバックスでは、サウジアラビアのルールを順守し、家族・独身どちらの方に対しても仕切りのある入り口を用意します。また、全ての店舗において、男性・女性・家族に対し平等に商品・サービス・メニュー・座席を提供します」とする声明を発表した。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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