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容疑者が殺人現場のビデオを投稿 Facebookは「恐るべき犯罪」と声明を発表

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殺人の容疑者が犯行現場を撮影したとするビデオを投稿したことを受けてFacebookは声明を発表した。クリーブランド市警察によれば、Steve Stephensは日曜の夜、ライブビデオで高齢の男性を射殺する現場を放映した。Stephensはこの記事の執筆時点でまだ逮捕されていない

(アップデート;ライブビデオではなくタイムラインへの投稿、被害者は74歳のRobert Godwin Srと判明。Facebookの声明によれば、射殺の現場をアップロードしたのはStephens本人だがFacebook Liveでのストリーミングではなかったという)。

Stephensはさらに2本のビデオを投稿しており、 その中で「他にも人を殺している」、「このアカウントがFacebookに閉鎖される前にできるだけたくさんの人間を殺す」と主張している。

メディア向け声明で、Facebookの広報担当者は「これは恐るべき犯罪だ。われわれはFacebookにこのようなビデオが投稿されるのを許さない。われわれはFacebookを安全な環境とするために全力を挙げている。生命への脅威がありえる緊急事態にあっては捜査当局と協力していく」と述べた。

Facebookの利用約款は暴力を美化し、誘発するようなコンテンツの投稿を禁止している。しかしリアルタイムないしリアルタイムに近い即時性でビデオや写真を公開できる巨大なプラットフォームでユーザーにこの条項を守らせていくのは本質的に困難な事業だ。

Facebook Liveが一般ユーザー向けに公開されたのはほぼ1年前になる。もちろんほとんどのストリーミングは無害なものだが、中には故意に、あるいは偶然から現実の暴力が放映される場合がある。 この中には、ギャング抗争で幼児が犠牲になった場面や、障害を持つティーンエージャーを長時間拷問した場面、またシカゴスウェーデンにおける性的暴行の場面などが含まれる。

シカゴの集団レイプ事件では現場のライブビデオを見ながら警察に通報しなかったFacebook友達の法的責任が問題とされた。またコンテンツがひとたびFacebook、Twitter、YouTubeなどのソーシャルメディアに投稿されるとダウンロードして保存したり再共有したりするのは容易だ。これによるトラウマの再現で被害者やその家族が事件後も繰り返し苦しめられることを意味する。犯罪者が故意に犯行現場をライブ・ストリーミングする場合には、いわば現実の犯罪に加えてさらに心理的な犯罪を重ねることとなり、さらに大きな問題を引き起こす可能性がある。

[原文へ]
(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

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  • (2017年4月18日 TechCrunch日本版「容疑者が殺人現場のビデオを投稿―Facebookは「対策に全力」と声明」より転載)