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世界を舞台に活躍するリーダーが共通して持つ『時間術』とは?

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■誰よりも忙しいトップリーダーたちに共通すること

経営者や、起業家、投資家や政治家、学者・・・。
私がこれまでお会いしてきた、世界のいわゆる「トップリーダー」と呼ばれる彼らは、肩書も国籍も年齢も、実にバラエティに富んでいます。
しかし、そんな世界を舞台に活躍する彼らにひとつ共通しているのは、誰よりも忙しく働き、誰よりも「会いたい」と求められ、誰よりも「学びたい」という好奇心を持ち続け、常に「時間」の大切さを痛感しているということではないでしょうか。

■Time is on my side

「Time is on my side=時間は常に私の味方だ」。
これがトップリーダーたちの時間に対する概念です。忙しくしていると、つい私たちは時間に追われてしまいますが、彼らは決して時間に追われることはありません。
何故なら、「時間を支配できる、味方につけられる者だけが、自分のすべきことを成し遂げられる」と信じているからです。
これは、ある意味、「Time is money=時は金なり」を超える概念であるように映ります。確かに時間を短縮するガジェットを使ったり、タクシーを利用するなど、時間を見かけ上「買う」ことは出来ます。しかし、時間そのものを購入するという行為は当然出来ないことを考えると、時間はお金よりも価値がある、つまり、時間はその人の命と同じなのです。

■「自己重要度」を上げて、自分の時間の価値を高める

時間を味方につけるために重要なのは、「自分の時間の価値」をまず知ることです。単に「時間の価値」ということであれば、「時は金なり」もそうですが、「光陰矢の如し」「少年老い易く学成り難し」のように、古今東西、時間の大切さの認識はされていることと思います。
しかし、「自分の時間の価値」というと、実は考えたことがない人が多いのではないでしょうか。
一方で、トップリーダーたちは「自分の時間の価値」を知っています。もっといえば、「自分の時間」に「高い価値」があることを理解しています。理解しているからこそ、必要な時に「お金で時間を買う」ことに後ろめたさはありません。また、自分がしなくてもいい仕事は人に任せます、出なくていい会議は出ないし、そもそもそんな会議は開きません。自身の時間価値の高さを知っている彼らだからこそ、緊張感をもって、いま目の前にある時間に対峙できるのです。そして、何よりも彼らが嫌うのは、「後悔」や「悩み」という後ろ向きな時間の浪費です。それは「迷い」が自信のなさの表れだと理解しているからです。
「自分の時間の価値の高さ」を感じられる人と、そうでない人の違いはたったひとつ。時間に対して無自覚な振る舞いをしている人たちは「自己重要度」が低いのです。トップリーダーのように「自分の価値」を確信するに至るためには、やはり本物の努力と実績とを積み重ねていくことが重要そうです。

■「バッファ」で未来に投資する

1秒という時間さえ無駄にしないトップリーダーの方たちというと、朝起きてから寝るまで、ぎっしりスケジュールで埋め尽くされている、そんな印象を受けます。しかし、実際お話を伺ってみると、意外にも彼らの忙しいスケジュールの中に、「バッファ」の時間を取り入れていることがわかります。実は、このあえて入れた「バッファ」の時間を使って、彼らは未来に投資をしているのです。
例えば、「何もしない時間」は「シンキングタイム」と考えます。この時間を使って、目の前の仕事から一旦離れ、情報を整理したり、イノベーティブなアイディアを引き出したりする時間にします。
手を動かして目の前の仕事をこなすことを一時的にでも止めることによって、一見、作業効率が悪くなったように見えます。しかし、バッファの時間に得たアイディアは必ず未来に生きてきます。目の前にある1時間を使うことが、将来何倍もの利子がついて自分に帰って来るのです。

このように、トップリーダーたちは、彼ら特有の「時間」に関する概念や具体的なTipsを使いこなしながら、自身の時間のROAを上げているのです。
彼らの時間への向き合い方を知れば、私たちも時間に追われる人から、時間を味方にする人に変われるかもしれません。

top leader
「世界トップリーダー1000人が実践する時間術」KADOKAWA/中経出版

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