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パリの「猫カフェ」計画に動物愛護活動家が抗議

2013年06月19日 00時26分 JST | 更新 2013年10月07日 16時35分 JST
Getty

フランスのカフェ文化に、「猫のいるカフェ」が仲間入りするかもしれない。フランスのニュースを英語で伝えるサイト「ザ・ローカル」は、「パリに猫カフェをオープンする」という計画が実現すれば、猫と充実した時間を過ごしたい人にとっての「安息の地」になると伝えている

しかし、「猫のいるカフェ」というアイデアを誰もが歓迎しているわけではない。フランスの動物愛護活動家からは反対の声が上がっている。

同国の動物愛護団体である「ブリジット・バルドー基金」のクリストフ・マリ氏はフランス通信社(AFP)に対し、「この計画の問題点は、動物がぬいぐるみの役割に制限されていることだ」とコメントしている。

パリに拠点を置く動物保護グループ「30 Millions d' Amis」も、猫がどんな条件下でどのように扱われるのかを疑問視し、この計画を批判している。

このパリの猫カフェ「ル・カフェ・デ・シャ」を計画し、クラウドファンディングで4万ユーロ(約512万円)以上の資金を集めることに成功した27歳のマルゴー・ガンデロン氏は、猫は大切に扱われると保証している。

同氏はフィガロ紙の取材に対し、「カフェにいる12匹の猫たちは、すべて獣医によるチェックを受け、スタッフ1人につき2~3匹の世話をする」と話し、検査は毎週、ブラッシングは毎日行うと説明した。また衛生面の問題から、猫の世話をするスタッフはキッチンのあるエリアへの立ち入りを禁止されるという。

「猫カフェ」というコンセプト自体は、斬新なものではない。東アジアの都市では、「客がコーヒーを飲みながら猫と遊べるカフェ」はいくつも存在する。「Kotaku」によると、最初に猫カフェが登場したのは1990年代後半の台湾で、それ以降日本で急速に普及し、現在は東京が猫カフェの本拠地になっているという。

ガンデロン氏のカフェも日本の猫カフェからアイデアを得たもので、今年9月には、パリのマレ地区に店舗を構える計画だ。日本の猫カフェとは異なり、このカフェでは時間を延長したり「指名」したりすることはできないが、ふわふわの猫と「猫のペース」で触れ合うことが、ストレス解消になるとしている。

Tokyo Cat Cafe

[Sara Gates (English) 日本語版:兵藤説子/ガリレオ]

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