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「シャルリー・エブド」地震の被災者を"ラザニア"と表現 イタリア激怒「最低だと言う自由がある」

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フランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」が、 8月24日にイタリア中部で発生し300人近くが死亡した地震の被災者を、ラザニアなどのパスタ料理に見立てた風刺画を掲載。イタリア国民から怒りの声が上がっている。ハフポスト・イタリア版などが報じた。

「イタリア風の地震」と題した漫画は、負傷して血を流したり、火傷したりした男女の絵をパスタ料理の「トマトソースのペンネ」「ペンネのグラタン」と表現し、がれきの層に挟まれ血を流す被災者を「ラザニア」と形容した。

charlie hebdo

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8月24日に起きた地震では、パスタ料理「アマトリチャーナ」の発祥地であるアマトリーチェが甚大な被害を受けた。そこから連想したものとみられる。

SNS上では、この風刺画に対して「死者への冒瀆(ぼうとく)だ」「恥を知れ」などと怒りの投稿が相次いでいる。アマトリーチェのピロッツィ町長は「不愉快で、当惑させる風刺だ」と非難。「皮肉はいいが、災害と死を風刺することはできない」と訴えた

アンドレア・オルランド法相も「非常に不快だ」と批判。ピエトロ・グラッソ上院議長は、「風刺や皮肉を表現する自由」は尊重するものの、「私にはこの風刺画が最低だと言う自由がある」などと批判したという。

在イタリア・フランス大使館は、サイト上でイタリアへの哀悼の意を表明。「表現するのは自由」だとしながらも、「漫画は、明らかにフランスの立場ではない」とコメントしている。

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2016年イタリア中部地震
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