「これが自由な未来の姿」 ムスリムと同性愛者、隣同士に座る写真が話題に

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ニューヨークの地下鉄で、多様性を象徴するような光景が撮影され、話題になっている。

ある男性が、Instagramに写真を投稿。そこには、ブルカを身に付けたムスリム女性と、ドラァグクイーンが隣同士に座る姿が写っていた。投稿者は、「大統領へ。これが自由の姿で、私たちは多様性になんら問題を抱えていないし、宗教の自由を受け入れる」とコメントを添えた。

右翼系のTwitterアカウントが、この写真を転用し、「自由主義者が求める未来だ」と揶揄した。ツイートは拡散し、海外メディアでも取り上げられ、反響を呼んだ。

ところが、人々の反応は、Twitter投稿者の意図とは概ね違うものだった。

「みんなが着たい服を着て、公共の場で快適に過ごし、何も恐れずに出掛ける?素晴らしい、ぜひそうしよう」「よくある月曜の朝の光景だ。僕らの街が、住むのに素晴らしい場所であることをよく分かる」などと、多様性を賞賛する声が数多く寄せられた。

中には、投稿者とは違う「自由主義者が求める未来」を目指す人たちもいた。

■今こそ共生についての議論を

2人の写真を撮影した男性は、BBCの取材に対して「今こそ、共生について議論するのに最適な時期だ。アメリカ人が難民やムスリムを受け入れれば、政府もそうすべきだと思う」と訴えた。

写真に写っていた同性愛者は、「この写真は、私にとって2人の人間が共存しているようにしか見えないのに、対立が生まれたり様々な意見が出たりしていることが面白い」と説明。「ヒジャブ姿の女性と、同性愛者の私が隣同士で地下鉄に乗っているのがおかしいという考えは、アメリカが目指す姿と対立する」と語った。


■関連画像集「21世紀のニューヨークの地下鉄」

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