フランス大統領選 ルペン候補にトップレスで抗議。「フェミニストは偽装」とメンバーら

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FEMEN LE PEN
トップレス姿でルペン候補への抗議活動をし、拘束されるフェメンのメンバー=2017年4月23日、フランス北部エナンボーモン | FRANCOIS LO PRESTI via Getty Images
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フランス大統領選で4月23日、決選投票進出を決めた極右政党党首マリーヌ・ルペン候補に対し、フェミニズム団体の女性らがトップレス姿でフランス北部の投票所に現れ、抗議する「事件」があった。

団体は女性差別などをテーマに活動する「フェメン」(本部・キエフ)。「体は私たちの武器」とのスローガンを掲げ、ウクライナやロシア、欧州の要人らの前にトップレス姿で出現、抗議するなどの手法を採っている。

フェメンの公式サイトによると、大統領選の第1回投票があったこの日、ルペン候補が投票のため、フランスのエナンボーモンの投票所を訪れた際、メンバーらはルペン氏やロシアのプーチン大統領らのゴム製のマスクをかぶり、路上で抗議活動をしたという。体には「チーム・マリーヌ」とペイント。「プーチン体制の支援を強く受け、フェミニストを装った選挙運動を展開したルペン氏を糾弾する」などと抗議の目的を説明している。

フェメンのツイッターアカウントによると、メンバーらはその場で警察官らに取り押さえられたとみられる。「チーム・マリーヌ:プーチン、トランプ、アサド、そしてファラージがフランスの同志の投票に付き添っている」などとつぶやいている。ファラージ氏は欧州連合からのイギリス離脱運動を主導した同国の政治家だ。

また、ロシアのメディア「RT」のツイッターアカウントは、フェメンのメンバーらが拘束される一部始終を動画で公開している。

BBCニュースによると、フェメンは2008年に設立。ソ連崩壊後のウクライナでは当時、女性たちの権利は軽視され、海外での売春目的で女性が売買されるなどの問題が起きていた。メンバーは当初、トップレスによる抗議はしていなかったが、より注目を集めるために採り入れたという。

フェメンは2012年、モスクワにあるロシア正教会の聖堂でプーチン氏や総主教を批判する曲をゲリラ演奏したロシアの女性らが逮捕されたことに抗議するため、キエフのロシア正教会にあった十字架を電動のこぎりで切断、賛否を呼んだ。

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キエフのロシア正教会にある十字架を切断するフェメンのメンバー=2012年8月17日

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