オリバー・ストーン監督、プーチン大統領を映画化 「世界で最も重要な指導者の一人」

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OLIVER STONE
オリバー・ストーン監督(左)とプーチン大統領 | Getty Images
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「プラトーン」「JFK」などの作品で知られるアメリカの映画監督オリバー・ストーン氏が、ロシアのプーチン大統領をテーマにした作品に取り組んでいることを明かした。オーストラリアの「シドニー・モーニング・ヘラルド」の取材に答えた。インタビューの内容からは、ストーン氏がプーチン氏を好意的に評価している様子がうかがえる。

シドニー・モーニング・ヘラルドによると、作品は2000年にプーチン氏が大統領に就任してから起きた出来事について、プーチン氏自身の視点を紹介する内容になっているという。ストーン監督は「作品は私たちがアメリカ人として聞いてこなかった視点をすべて明かしてくれる」と指摘。「プーチン氏はアメリカが敵だと宣言している限り、世界で最も重要な指導者の一人。彼が言うことを聞くことはとても大事だと思う」と話した。

ストーン氏は2016年、アメリカ政府による大がかりな個人情報監視を暴露し、その後ロシアに亡命した元アメリカ安全保障局職員のエドワード・スノーデン氏についても映画化した。ストーン氏は、この事件についてプーチン氏に話した際、「私の作品がそれほど脚色されていないと信用してくれた」という。

ストーン氏によると、プーチン氏は「かなり率直に話す人」だという。今回の作品では、「プーチン氏の意見を西洋世界の中に正当に位置づけたと思う。誤解や戦争回避への期待とともにロシア側の視点を紹介できた」と語った。

ストーン氏は「私たちはたくさんの間違った情報を受け取っている。いわゆるフェイクニュースは、政治的、イデオロギー的な目的のために使われる。一方、アメリカは何の疑いもなく、ロシアがハッキングによって選挙選に介入したと言う。でもそれは誰が言っているのか?それはロシアと対立する情報当局だ」と述べ、当局発の情報について懐疑的な姿勢を示した。

ストーン監督は、ベトナム戦争を題材にした「7月4日に生まれて」や、アメリカ同時多発テロを扱った「ワールド・トレード・センター」など、社会派の作品が多い。

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