トランプ大統領がFBI元長官コミー氏に口外しないよう牽制 会話を録音していた?

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アメリカのドナルド・トランプ大統領は5月12日、更迭した連邦捜査局(FBI)元長官ジェームズ・コミー氏との会話を録音していた可能性を示唆した。

トランプ大統領はTwitterでコミー氏に対し、「報道機関へ情報を漏らすこと」について脅しをかけるような発言をした。

コミー氏は3月20日、下院情報特別委員会の公聴会で、アメリカ大統領選でトランプ陣営とロシア政府が接触していたという疑惑について、2016年7月から犯罪捜査に着手していたことを明言した。トランプ氏は「FBIは国家安全保障の『情報漏洩者』を完全に止めることができていない」と、FBIを非難していた。

ジェームズ・コミーは報道機関へ情報を漏らし始める前に、会話の「録音テープ」が存在しないことを願うのが身のためだ!

トランプ氏は、9日にコミー氏を更迭したことへの反響に苛立ち、Twitterに投稿したとみられる。トランプ氏は11日、NBCでのインタビューで、「司法長官や副長官の助言に関係なく、どっちみち私はコミー氏を更迭していた。彼は、目立ちたがり屋で、スタンドプレーヤーだ。FBIは混乱していた」と語った。

コミー氏はトランプ陣営とロシアとの接触疑惑の調査の最中でも証言可能だった。トランプ氏のツイートは、証言者への脅しともとれる。

コミー氏の更迭について、ホワイトハウスの説明には一貫性がない。9日には、ヒラリー・クリントン元国務長官の私用メール問題に関するコミー氏の調査手法が「完全に間違っていた」と指摘した、ロッド・ローゼンスタイン司法省副長官が作成した文書が更迭理由だと説明していた。

10日には、「コミー氏は良い仕事をしなかった」から解任されたと、トランプ氏は述べた。同日、サラ・ハッカビー・サンダース副報道官は、コミー氏がクリントン氏のメール問題の調査で犯した「目も当てられない行い」が解任理由とした。

コミー氏が大統領選へのロシア干渉についての調査を進めるため、さらに多くの人員を投入することなどを求めたとみられる日の数日後、更迭劇が起きた。トランプ氏は12日朝、この捜査に再び疑問を呈し、「魔女狩り」と呼んだ。

前国家情報長官のジェームズ・クラッパーや、この魔女狩りに精通する事実上全ての人々が共謀はないと言っているのに、捜査はいつになったら終わるのだろう?

トランプ氏は12日朝、記者会見を取りやめる可能性にも言及し、「フェイクメディア」を脅し、報道陣に正確な情報を与えていない報道官を擁護した。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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