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バルセロナ襲撃、巨匠ミロの作品の上で暴走車は止まった

2017年08月18日 15時09分 JST | 更新 2017年08月18日 15時41分 JST
WIKIMEDIA COMMONS

8月17日、スペイン・バルセロナで、多くの人が賑わうランブラス通りに白いワゴン車が突っ込み、多数の死傷者を出した。地元警察はただちに「テロリストによる犯行」を確認し、暴走車が止まった現場周辺の安全を確保した。

ランブラス通りはバルセロナでもっとも活気のある大通りで、カタルーニャ広場とバルセロナ港を南北に結ぶ市のシンボル。通りの中心部でとりわけ目を引くのが、20世紀を代表するスペインの画家、ジョアン・ミロ(1893-1983)が制作した象徴的なモザイク作品『Pla de l’Ós』(直訳:熊のプラン)だ。

車は、ジョアン・ミロが、歓迎のシンボルと未来へ開かれた扉をイメージして作ったモザイク画の上で暴走を終えた。

毎年、何百万もの観光客や地元民が――しばしば気づかぬうちに――このモザイクの上を通り過ぎる。1976年に設置されたこの作品は、ミロの生地の近くに位置している。バルセロナ市の観光協会は、画家の意図を「ランブラス通りを歩く人々がこのモザイクの上を歩くこと」とし、「年月がたつにつれて作品が劣化することになっても」彼にとってはどうでもよかったと説明している

1976年、バルセロナのランブラス通りでジョアン・ミロ『Pla de l’Ós』の除幕式

ハフポスト・フランス版より翻訳・加筆しました。


▼関連スライドショー(ジョアン・ミロの作品)

ジョアン・ミロの作品


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