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【画像】台湾LGBTプライドパレード2015最速レポート「我是同志、我想結婚」

2015年10月08日 23時30分 JST | 更新 2016年10月07日 18時12分 JST

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台中の街がにじいろに染まった1日。

2015年10月4日、台湾第三の都市・台中で「台中同志遊行(台中LGBTプライドパレード)」が開催されました。台湾の地方都市・台中でプライドパレード?台北のパレードなら知ってるけれど、台中は一体どんな感じ?そんな疑問にお答えすべく、台北よりバスに揺られること3時間、台中より「台中同志遊行」潜入レポートをお届けします!

焦点は「家庭」にあり。

Taichung LGBT Pride meeting place

2015年10月1日より台北、高雄に続いて「同性パートナーシップ制度」がスタートした台中。そんなうれしいニュースも相まって、集合地点の市民廣場ではパレード参加者はもちろん、パレードを一目見ようとやってきた多くの台中市民で集合時刻前にもかかわらず、活気に満ちています。

Taichung LGBT Pride entrance

今回のスローガンは「媽,我在這!」、直訳すれば「お母さん、僕(私)ここにいるよ!」と言う意味です。以下は台中LGBTプライドパレードの実行団体である「台中同志遊行聯盟」からの抜粋です。このスローガンに込めた意味が述べられています。

我們相信,不是每個人都想成家,但是每個人都來自一個家庭。「家庭」可能是令人最難以面對的地方,也可能是給予你最強大支持的來源。

除了具有血緣的原生家庭,還有更多元的「家」的形式在台灣的各個角落運作著。在不同城市中的某個空間,透過認同、行為以及情感所建立起來的親密社群,替補許多遊子們的家的位置。

今年希望透過「媽!我在這!」的標語,探討原生家庭所面臨到的同志議題,以及衍生出來,燦爛多元的「家」。

via : 台中同志遊行聯盟

日本語訳 : 私たちは、みんながみんな家庭を持ちたいと望んでいるわけではありませんが、誰しもが一つの家庭からやってきたことは確かです。「家庭」はあるときには、立ち向かうのが最も困難な存在であり、あるときには一番の支持をしてくれる存在でもあります。

また、血のつながりのある本来の家庭の他にも、さらに多様な「家」のあり方が至るところで機能しています。生まれ育った場所とは別の街の、とある空間で、認識や行為、感情のつながりによって親密なコミュニティが生まれ、その場所が家庭を離れた人々の「家」として機能することもあります。

今年は「お母さん、僕(私)はここにいるよ!」というスローガンを通して、「家庭」が立ち向かうLGBTの問題について考え、輝かしい多様な「家」を生み出す契機としていきたく思います。

訳 : Kazuki Mae

出発の合図は、もちろんこれ!全長30Mのレインボーフラッグ

Taichung LGBT Pride map

パレードは市民廣場から出発して、台中の中心街を歩いてぐるっと一周する、およそ1時間のルートです。

ステージ上ではダンスユニットによるパフォーマンスや、サポーターの激励スピーチが始まり、集まった人々も一気にヒートアップ!

手に手に持ったレインボーフラッグが、会場中にはためきます。

そして...

Taichung LGBT Pride huge flag

台湾LGBTイベントの象徴、巨大レインボーフラッグ登場!

龍のごとく長い全長30mはあろうかというフラッグが、ステージから会場入り口までを一直線に貫く様子は、まさに圧巻。会場周辺に集まった市民からも、歓喜の声があがります。これで、出発の準備は整いました!

5000人のにじいろな想いが、街角にあふれる。

「いざ、出発!」ステージ上に現れた林佳龍台中市長の威勢の良い掛け声とともに、巨大レインボーフラッグが先陣を切ります。それに遅れを取るまいと、台湾中部の各都市から集まったLGBT関連団体、個人の参加者たちが続々と、会場から街へ飛び出していきます。

バイセクシャルの権利を訴えるグループや、LGBT支持を訴える政党団体、

Taichung LGBT Pride social party

メガホン片手にLGBTの権利を叫ぶ社会団体、大音量でスピーチを響かせながら走る先導カー、

Taichung LGBT Pride model party

プラカードを掲げて沿道に呼びかける参加者たち。総勢5000人超の大隊列が、台中の街をにじいろに染め上げます。

Taichung LGBT Pride participation-1

10月に入ったとはいえ、まだまだ容赦のない台湾の太陽。しかし周りを見てみれば、台湾の人たちは全くもって元気ハツラツ!30度を超える暑さも何のその、年に1度のこの日を有意義に、めいっぱい楽しもうとしているのが彼らの表情から伝わってきます。

我是同志 我想結婚(僕はゲイ、結婚したい)。

パレード終盤にさしかかっても、その勢いは衰えるどころか、さらにパワーアップ!メッセージを伝える声は一層大きくなり、プラカードを掲げる手も一段と高くなります。

Taichung LGBT Pride message-3

「有愛無礙 我們同在(愛に壁はない、私たちは共にある)。」

Taichung LGBT Pride message-1

「我是同志 我想結婚(僕はゲイ、結婚したい)。」

一人一人の心の叫びが、台中の街中に響き渡りました。

フィナーレは、アーティストからの応援歌。

パレードを終えた参加者たちが、集合地点となっていた市民廣場に戻ったのは、すでに日も傾き始めた頃。

会場では、台湾の有名アーティストによるミニコンサートが開かれていました。ステージに立つのは、閻韋伶、Hush、蔡健雅といった人気アーティストたち。

なんと、いずれも台湾のグラミー賞と言われる「金曲獎」で受賞・ノミネート経験のある実力派!

パレードで疲れたカラダに染み渡るような、やさしい歌声とメロディーで参加者の労をねぎらうとともに、LGBTへの支持を訴えます。

Taichung LGBT Pride Hush

芝生の広場に座り込んで、涼しくなり始めた夕暮れの光の中、今日という1日を振り返りながら、彼らの音楽に耳を傾ける。

心地よい空気が、会場全体を包みます。

充実感に満ちた、ロマンティックな時間とともに、2015年台中同志遊行は幕をおろしたのでした。

台中同志遊行 Taichung LGBT Pride 【 公式サイト / facebook

2015年の台北LGBTプライドパレードはまもなく!

台中のパレードが「素直で癒し系」なら、台北のパレードは「ド派手で華やか」!

お待ちかねの台北LGBTプライドパレード「台灣同志遊行」は来たる2015年10月31日開催です!

アジア最大級のプライドパレードを、ぜひご自分の目で見てみませんか?

台灣同志遊行 Taiwan LGBT Pride 【 公式サイト / facebook

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