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権利の主張は非常識?

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どこにでもいる普通の共働き主婦の新米ママ日記

こんにちは。火曜日担当の舞子です。

熊本県を中心とした九州地方での地震によりお亡くなりになられた方にご冥福をお祈りするとともに、依然続く揺れに不安な思いをされている被災地の皆さまに一刻も早く平穏な日々が戻ることを願っております。

先週の『無知ほど怖いものはないですね』の記事に対して、木曜日担当のPlus Action for Childrenの高畑さんが書いてくださった記事を読みました。

高畑さんの書かれる文章は、いつも言葉の選び方が易しくてわかりやすく、頭にも心にもスーッと入ってきますね。

高畑さん、ありがとうございます。母、強くなるべし!声を上げるべし!ですね。

さて、いよいよ来月から仕事復帰になりますが、息子は7時半に保育園に預け、19時にお迎えに行くという、0歳児にしては長時間の保育となります。

9時~18時が私の勤務時間で、職場から保育園までドアtoドアで小一時間ほどかかるため、毎日19時ギリギリに保育園に駆け込む感じになりそうです。息子の通う保育園は0歳児の場合19時にお迎えが基本になりますし、19時を過ぎると園で夜ご飯となってしまうので、それは親心として避けたいのです。

仕事復帰するにあたり、私なりにいろんな制度を調べた結果、子供が満3歳になるまでは時短勤務ができる、ということがわかりました。

これは、育児休業法のなかで定められており、会社側も「その労働者が勤務しながら子育てできることを容易にするための措置を講じなくてはならない」となっています。

と、いうわけで会社に時短勤務について問い合わせをしました。

すると、会社側(人事部)からの答えはこうでした。

・権利としてはあるけれど、実際に使っている社員はいない
・また、どんな理由で、いつまで(慣らし保育期間中など)かはっきり明記しなければならない
・申請をすることはできるが、今後会社からの見る目が厳しくなると思う
・他の社員はご主人や家族に協力してもらってやっている
・会社としては、フルタイム(9-18)で仕事復帰できるための準備期間として育児休業を設けている
・うちの会社も育児休暇を取得できるようになって、復帰できる環境になって、以前より良くなってきている

などなど。

子育てしている側からすると、怒りや憤りを通り越して笑ってしまうほどの回答のオンパレードでした。

せめて、8時45分~17時45分の勤務にさせてもらえないかと掛け合いましたが、ひとりの社員だけ特別待遇はできないと一蹴。

保育園に預けながら仕事をしていると、子どもの急な発熱での遅刻・早退・欠勤など、普通に働いていても会社に迷惑をかけてしまいます。そのうえで時短勤務を取得すると、更に会社からの見る目が厳しくなると言われて、それでも取りたいです!と、主張することはできませんでした。

結局、多くの社員は退職するか、パートタイマーへと契約を変更するのです。

でも、それって何だか悔しい。

育児休業にしても、時短勤務にしても、子育てと両立する親の権利ですし、それが理由で不利益を被ることがあってはならないはずです。それでも、こういった遠回しの圧力があるわけです。

確かに、ご主人が時間に融通の利くお仕事だったり、身内が近くにいるなどで、難なくフルタイムで働いている子育て世代の社員もいるのは確かです。

だからと言って、全員が同じようにできるはずもないのです。

日本の中小企業の現状はこんなものなのです(笑)

もちろん、理解ある、働くママに優しい企業もあります!!でも、企業格差があるのも困りますよね。

みんな、そういう制度を見越して就職活動するのでしょうか...

少なくとも私は、結婚してはじめて、妊娠してはじめて、出産してはじめて知ることばかりでした(^_^;)

現行ある制度を利用して、子どもとの時間を増やしたいと思うことに後ろめたさを感じなければならないことに憤りを感じるばかりです。

時短勤務ができなかったので、一秒たりとも残業はできません、と会社に伝えていますが、実際はどうなるのでしょうか。。

乞うご期待です(笑)

*火曜日担当* 佐藤舞子

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2008年出版のムコネット書籍『命耀ける毎日』の企画・編集を担当。

2012年に結婚。

2015年5月2日第一子男児出産。

どこにでもいる普通の共働き主婦です。

(2016年5月31日「ムコネットTwinkle Days 命耀ける毎日」より転載