冤罪

2015 Russell Christian for Human Rights Watch

中国における警察の拷問問題、改革の手及ばず 警察官が新措置を巧みに避けている実態が明らかに

警察による拷問と冤罪を減らすために2009年から中国政府が導入した措置が、警察による取調べの際の人権侵害という問題の解決に十分役立っていない、とヒューマン・ライツ・ウォッチは本日発表の報告書内で述べた。
JIJI PRESS via Getty Images

袴田事件、再審の決め手となったDNA鑑定に検察が異議「他のDNAが混入した可能性」

1966年、静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」。DNA鑑定の結果、逮捕された袴田さんのDNAと一致せず、今年3月、再審が決定したが、東京高裁が異議を申し立てた。再審決定の決め手となったDNA鑑定において、「検査過程で他のDNAが混入した可能性があり、鑑定結果を信用できない」と主張しているという。
時事通信社

袴田さんに名誉チャンピオンベルト贈呈 姉・ひで子さん「とても重い」

1966年の「袴田事件」で死刑判決が確定した後、再審が認められて釈放された元ボクサーの袴田巌さん(78)に6日、世界ボクシング評議会(WBC)から名誉チャンピオンベルトが贈られた。入院中の袴田さんに代わって受け取った姉のひで子さん(81)は「とても重い。巌が見たらどんな顔をするか」と笑顔を見せた。
Tomoko Nagano

袴田事件で重い十字架を背負った男

半世紀にわたって獄中から無罪を訴え続けてきた袴田巌さんに静岡地裁が下した決定。地裁前が喝采に湧き、メディアが報道合戦を繰り広げる影で、元裁判官の熊本典道さんは福岡県の自宅で「よかった・・」と声を振りしぼるようにつぶやき、涙を流しました。
猪谷千香

密室の取調べで作られる冤罪を世界に訴える

冤(えん)罪事件の再発を防ぐため、布川事件の冤罪被害者、桜井昌司さんがネット署名サイト「change.org」で署名活動をスタートさせた。殺人事件の容疑者として逮捕された桜井さんは、有罪判決を受けて29年間も刑務所に収監され、再審で無罪判決を得るまで44年の月日を要した。桜井さんは9月9日、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で、足利事件冤罪被害者の菅家利和さん、志布志事件冤罪被害者の川畑幸夫さんと揃って会見。自白強要や記録を残さない日本の取調べの実態を明かし、あらためて取調べの可視化と証拠の全面開示の必要性を強く訴えた。