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バルセロナvs.レアル・マドリード、クラシコでの広告効果を測定する

2017年08月04日 15時30分 JST | 更新 2017年08月04日 15時31分 JST

バルセロナvs.レアル・マドリードによる、「エル・クラシコ」(伝統の一戦)は、世界で最も注目度の高いサッカーの試合の一つです。2つの名門チームによるライバル対決は、スペインのリーガ・エスパニョーラで年に2度行われます。2016/17シーズンの最初の対決は12月、バルセロナのホーム、カンプ・ノウで行われ、1-1のドローに終わりました。

ニールセン スポーツは、テレビのライブ放送、リピート放送、ディレイ放送、そして世界でその試合を特集したニュースだけでなく、Facebook、インスタグラム、YouTubeのようなSNSのメディアプラットフォームも同様にモニタリングし、互いのチームのスポンサーがその試合で生み出した"価値"(広告効果)を計測しました。

それによると、テレビとSNSを合わせて、バルセロナとレアル・マドリードは、パートナーに3900万ドル以上の価値(広告効果)を創出しています。パートナー企業はカンプ・ノウのスタジアム周りのLEDビジョン広告を出し、ホームだったバルセロナが3700万ドルを創出。一方でレアル・マドリードのパートナー企業はわずか500万ドル超でした。

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予想できたことですが、テレビが81%を占める広告効果をパートナー企業に創出。SNSは全体の12%でした。

生放送は両クラブに1800万ドル以上の広告効果を生みましたが、リピート放送やニュースの特集コンテンツは500万ドル超ほどで、多チャンネル化するメディアを統合して広告効果を測る重要性が強調される結果となっています。

一方、アナリストはアウェイチームにとってSNSの重要性が高まっていることを指摘。アウェイのパートナー企業が広告効果を生み出すツールとして、従来からあるスタジアム内での露出の機会はないため、ホームのバルセロナのパートナー企業にとって、SNSは全体の8%でしたが、アウェイのレアル・マドリードのパートナー企業は、SNSでロゴ露出や企業コンテンツを出し、全体の41%を占めました。

◆チームごとのメディア関連収益(広告効果)

<レアル・マドリード>

  • 専門テレビ番組(ライブ放送、リピート放送、ディレイ放送):27%(140万ドル)
  • その他のテレビ番組(スポーツクイズ番組、ハイライト、ニュースの特番):7%(30万ドル)
  • SNS:41%(200万ドル)
  • ウェブや雑誌などの特集:25%(130万ドル)

<バルセロナ>

  • 専門テレビ番組(ライブ放送、リピート放送、ディレイ放送):62%(2300万ドル)
  • その他のテレビ番組(スポーツクイズ番組、ハイライト、ニュースの特番):25%(900万ドル)
  • SNS:8%(300万ドル)
  • ウェブや雑誌などの特集:5%(190万ドル)

◆クラシコで両クラブが創出したメディアごとの関連収益(広告効果)

  • 専門テレビ番組(ライブ放送、リピート放送、ディレイ放送):60%(2660万ドル)
  • その他のテレビ番組(スポーツクイズ番組、ハイライト、ニュースの特番):21%(940万ドル)
  • SNS:12%(510万ドル)
  • ウェブや雑誌などの特集:7%(320万ドル)

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★レポート『THE CASE FOR UNIFIED SPORTS SPONSORSHIP MEASUREMENT』(英語版)はこちら