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水野翔太 Headshot

政治は『地域』から考えるべきだ!

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若者は政治や社会のことに無関心だと言われる。
実際に投票率を見ると、若者は高齢者より低いことは言うまでもない。

しかし、私たちの生活において『政治』を身近に感じることが少ないのも事実である。

無論、政治は常に隣り合っている事実も知っているが...
だが、それを『自分事』として捉えられるキッカケがないのである。
それなのに、いきなり選挙に行こう!と呼びかけられても、そんな簡単に動けない。
確かに、投票は5分あればできるし、紙に書いて、投票箱に入れるだけの単純な作業だが、そこに至るまでの壁は意外と高い。

それ以上に『政治』が遠い存在であり、どこか『他人事』であることが問題だと私は感じる。

私は高校生の頃から政治に関心があり、同じ世代に少しでも政治や社会のことを自分事として捉えてもらえるようキッカケ創りをしてきた。
しかし、このような場に来る子は、少しながら問題意識を持っている人が多い。
正直、ある程度問題意識を持ち、自発的な行動に移せている子たちは、ほっておいても良いと思う。
私たちが本当にアプローチしていくべき層は、問題意識がない人、問題意識はあるが行動に移せない子たちである。
しかし、残念ながら、このような子たちを動かすのは簡単ではないことを、多くの人は知っている。

そこで私が提案したいのでは、『政治』を考える上で、真正面から『政治』にアプローチするのではなく
『地域』からアプローチすることである。
つまり、身近な視点を大切にして、その視点から政治につなげていくということである。

私はこの考えのもと、東京の大学に通いながらも、地元の名古屋市で『名古屋わかもの会議』という組織を立ち上げ、活動展開してきた。
『名古屋わかもの会議』では、政治的無関心を無くそうや、投票率を上げようということは謳わない。
自分たちの地域をまずは知り、考え、発信していく。
あくまでも『キッカケ』の場に過ぎないのである。
そのキッカケをどれくらいの参加者が自分事して気づいてもらえるのか。そこに私たちの役割がある。
また、地域を考えることで、ハードルを下げ、少しながら問題意識を持っている人を巻き込むことに成功した。
そして、ゆくゆくは『政治』や『社会課題』が身近なところにあると気づきを得て、『自分事』として考えてもらえる人も増えた。

『政治』を考え、投票率を上げたいならば、そこに直結する取り組みをする方が結果としては表れやすいかもしれない。しかし、それができたとしても『なんとなく』という人は増やしたくない。
しっかり意見を持ち、考えるためには、自分事として捉えてもらわないといけない。
私も政治を勉強している身だが、そこまで語れる人間でないことも事実である。
しかし、常に自分事として捉えている。
そこには、自分の生活や地域がこんな風に変化するというイメージができるからである。

そんな広い視野と身近な視点を大切にし、多くの人を巻き込み、知り、考え、発信する力をつけることが、今後、さらに求められるのではないだろうか。


自分たちの未来は自分たちで考え、切り拓くしかないのだから。