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自らの「政治とカネ」について、自信を持って公開・説明できる議員がはたして何人いるのか?

2016年01月28日 23時07分 JST

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

夕刻に、甘利大臣が電撃辞任を表明し、政界には激震が走っています。

【甘利氏疑惑】甘利経済再生担当相が辞任表明 – 産経ニュース

http://www.sankei.com/politics/news/160128/plt1601280038-n1.html

非常に素早い危機対応であり、津田さんも指摘するようにこの問題を引きずっても前向きな展望はなさそうです。。

尽きることのない「政治とカネ」の問題ですが、一方で野党側にもこんな動きがあります。

野党議員有志 クリーンな政治実現する勉強会が初会合

http://mainichi.jp/articles/20160128/k00/00m/010/035000c

野党の国会議員有志が27日、甘利明経済再生担当相の金銭授受疑惑を受け、「クリーンな政治を実現するための勉強会」初会合を国会で開いた。民主、維新の党、日本を元気にする会、維新を離党した新党「改革結集の会」議員らが参加。政党や政党支部への企業・団体献金を禁止する議員立法を2月にも共同提出する方針を確認した。

維新内には参院議員を中心に元気や改革結集との連携を模索する動きがあり、勉強会は「金権政治反対」を掲げる野党再編を視野に連携を強化する狙いもある。

世話人の一人の維新の柴田巧参院副代表は「企業団体献金禁止は野党結集を図る上でも意味のあるテーマ」とあいさつ。民主は長島昭久元副防衛相が出席した。

※全文引用、強調筆者

企業団体献金を禁止するのは大事なことですが、どうにも的はずれな行動のような気がしてなりません。

「そこじゃない!」と、多くの国民が感じるのではないでしょうか。

多くの有識者が指摘している通り、政治資金規正法は極めてゆるいザル法で、

「法律に則って適正に処理している」

からといって、倫理的には許しがたい運用が横行しているのが実態です。

そうした実情が適切に公開されていないことが国民の政治不信の源泉であり、公開→監視の目が緩いことが今回の不祥事に続く「政治とカネ」問題の根本原因でしょう。

2年半、地方議員という立場から曲がりなりにも政治の世界でお金の流れを見てきましたが、本当に妙なことばかりです。

「クリーンな政治を!」

と声を上げる政治家たちの一体何人が、自信を持って自分の政治資金を公開・説明することができるのでしょうか?

政治資金収支報告書 NPOがDB化、来春ネット公開へ

http://mainichi.jp/articles/20151228/k00/00m/040/019000c

掛け声ばかりが立派で腰が重い政界に対して、民間レベルでは新たな取り組みも始まっています。

上記は公開された政治資金をデータベース化・可視化する仕組みを構築するという、NPO法人ドットジェイピーによる極めて興味深いプロジェクトです。

ただ本来であれば国会議員たちが自発的に情報公開・ネット公開を進めるべきであったと思いますし、やろうと思えばすでに技術的・運営的には充分に可能であったはずです。

「隗より始めよ」

ではありませんが、甘利大臣の政治とカネを追求する野党の方々には、ぜひとも自らの政治資金のフルオープン化を持って迫っていただきたいと思います。

参考:未だかつて大新聞上で、ここまで議員報酬=財布の中身を晒した議員がいただろうか?!

http://otokitashun.com/blog/daily/6954/

上記は自分の取り組みなので手前味噌で恐縮ですが、国政レベルでもこれくらい公開する議員が少しでも現れると、だいぶ違ってくるような気もするんですけどね。

それでは、また明日。

(2016年1月29日「おときた駿 公式ブログ」より転載)