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これぞ「リアル」の世界!人生初、車椅子バスケに挑戦してみた

2014年10月13日 23時34分 JST | 更新 2014年12月13日 19時12分 JST

台風直撃となった体育の日。

午前中に北区民体育大会の開会式に来賓出席した後、

各地域の運動会イベント...ではなく、敢えて障害者スポーツの勉強会に出席しました。

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実は北区は、東京都に2つしかない障害者用のスポーツセンターの所在地で、

障害者スポーツのメッカの一つでもあるのです。

東京都障害者総合スポーツセンター

http://www.tokyo-mscd.com/index.html

2020年のパラリンピック・オリンピックに沸く東京都における、

その障害者スポーツの歴史や今後の展望、課題について伺いました。

東京パラリンピックを控え、注目を集める障害者スポーツ。

今日の勉強会の中で特に印象に残ったのは、

「パラリンピック=すべての障害者スポーツではない」

という部分です。

パラリンピックの語源をご存じの方は少ないと思いますが、これは

パラプレジア(Paraplegia、下半身付随)+オリンピック

の造語であり、元々は身体障害者による車椅子競技大会がその起源でした。

(もっとも、現在ではParallel+オリンピックということになっています)

実際に、身体障害者が中心のパラリンピック以外にも、

・聴覚障害者のためのデフリンピック

・知的障害者のためのスペシャルオリンピック

などの競技大会も存在し、パラリンピックが飛びぬけて高い知名度を獲得したのは、

オリンピックの直後に同じ場所で開催するという戦略の成功とも言われています。

そして、パラリンピックでは2008年の冬季長野大会より、障害者スポーツ統合の観点から、

知的障害者の種目が採用されて注目が集まりましたが、次回の夏季パラリンピック大会において、

健常者が選手として出場していた問題が発覚し、この大会の統合には困難が指摘されています。

確かに身体障害と違って、知的・精神障害は傍目にはわかりません。

国家の威信をかけた国際大会だからといって、障害者の存在を利用するような不正が

発生したという事実は、なんとも悲しいとしか言いようがありません...。

勉強会の第二部では、実際に参加者が

障害者スポーツ「車椅子バスケ」に挑戦するコンテンツがありました。

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まさに井上雄彦の車椅子バスケ漫画『リアル』の世界ですね!

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生まれて初めて乗ってみた競技用車椅子ですが、

羽が生えたように軽い&でもとんでもなく操作が難しい!!

特に、ドリブルしながら動くのは至難の業で...

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でもこれ、ひいき目なしに本当に面白かったです。

昨今、色々な新しいスポーツが注目されていますが、健常者でも敢えて車椅子バスケに

挑戦することは、理解と啓蒙を深める上でも非常に意義深いのではないかと思います。

短い時間とはいえ、実際に自ら身体障害者スポーツに参加できたことで、

新たな知見を得ることができた素晴らしい体育の日となりました。

しかし一方で、まだまだ日本では

「パラリンピックは=障害者スポーツ、ではない

という認識が、なかなか普及していないのではないかと思います。

「障害者」といっても当然、一括りにできるものではなく、

その症状や挑戦するスポーツも多岐に渡ります。

2020年パラリンピックは、障害者政策にとって最大のチャンスではありますが、

一方でパラリンピック以外の種目・障害者スポーツの存在に予算や人的リソースが

集まらない偏在性も懸念されます。

上述のように、パラリンピックには含まれていないデフリンピックなど、

世界には様々な障害者スポーツの競技・祭典が存在するのです。

パラリンピック招致に沸く東京都だからこそ、こうした

一隅を照らすことを政策として忘れてはならない...と心を新たにした一日でした。

スポーツの秋となる季節、皆さまもぜひ新たなスポーツに挑戦するとともに、

各地域で行われている障害者スポーツの体験イベントに参加していただければ幸いです。

それでは、また明日。

2014年10月13日「おときた駿公式ブログ」より転載)