NEWS

【マレーシア航空機撃墜】オバマ氏、墜落機調査妨害を停止させるようプーチン氏に要求

2014年07月21日 20時38分 JST | 更新 2014年07月21日 21時56分 JST
Reuters

[ワシントン 21日 ロイター] - オバマ米大統領は21日、ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜事件をめぐり、親ロシア派による国際調査団への妨害を停止させるよう、ロシアのプーチン大統領に要求した。

オバマ大統領はかつてなく強い口調で、ウクライナ東部におけるロシアの役割を批判。親ロシア派とのつながりを断たなければ、国際社会での孤立がさらに深刻化すると警告した。

「プーチン大統領はこれまでの戦略から転換し、ウクライナ国内の対立に真剣に取り組むべき」と述べた。

その上で、ロシアは墜落現場の調査が進むよう親ロシア派に協力させるべきと主張。親ロシア派が調査を妨害していることについて「何を隠そうとしているのか」といら立ちを示した。

ロシアに対する経済制裁については、具体的に言及しなかった。オバマ政権幹部は追加制裁が検討されているとしたものの、近いうちに発表されることはないことを明らかにした。追加制裁を科せば、調査や遺体回収のための墜落現場へのアクセスという、現時点での最優先問題に悪影響が及ぶ懸念があるためだという。

複数の米高官は、20カ国・地域(G20)の議長国で、今回28人の国民が犠牲になったオーストラリアが、11月のG20首脳会議へのプーチン大統領の招待を取り止めるべきかどうかについては、コメントを控えている。アボット豪首相に対しては、ロシアの参加を認めるべきでないとの圧力もあるものの、これについてある高官は「ホスト国の決定だ」と述べた。

一部の米共和党議員からは、ロシアに対するオバマ大統領の姿勢は弱すぎるとの批判も聞かれる。グラハム上院議員は自身のツイッターで「オバマ大統領の演説を最も評価しているのはロシア人」と批判した。

関連記事

マレーシア航空機、ウクライナ東部で撃墜