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ヨルダンはパイロット解放に向け、死刑囚との交換で交渉継続

2015年02月01日 22時31分 JST | 更新 2015年02月01日 22時31分 JST
Reuters

[アンマン 1日 ロイター] - ヨルダン当局は1日、過激派組織「イスラム国」に拘束されているヨルダン軍パイロットの解放と引き換えに、ヨルダンで収監しているイラク人のサジダ・リシャウィ死刑囚を引き渡す用意があるとあらためて表明した。

政府報道官によると、同国の安全保障・軍当局は、昨年12月にイスラム国に拘束されたパイロットのモアズ・カサスベ中尉の生存確認を継続的に行っている。

同報道官は、ロイターに対し「私たちの息子、私たちのヒーローの解放と引き換えにサジダ・リシャウィ死刑囚を引き渡す用意が依然としてある」と述べた。

ヨルダンでは、パイロットの解放交渉めぐり、政府に対する世論の圧力が強まっており、パイロットの出身地カラクではデモも起きている。

一方、ヨルダン政府は、イスラム国による日本人ジャーナリスト、後藤健二さんの殺害を非難。同国の王室も、「卑劣な犯罪行為」はすべての法において否定され、イスラム教とまったく無関係だと強調した。

王室によると、安倍首相が電話でアブドラ国王に対し、後藤さんの解放に向けた努力に謝意を伝えたという。