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豊洲市場、地下空洞の水 pH試験紙が青くなる【動画】

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豊洲市場の主要な建物の地下に「盛り土」がなく、空間となっていた問題で、共産党の都議らが9月14日、地下空間を撮影した動画を公開した。青果棟の地下には最大約20センチの水が溜まっており、PH試験紙を浸すと、強アルカリ性を示す青色に変わった。産経ニュースなどが報じた。

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豊洲市場は東京ガスの工場跡地に建てられており、東京ガスは土壌を入れ替えて順次、東京都に売却したが、2008年2月の都の再調査では、環境基準の4万3000倍に達するベンゼンが検出された。

都は土壌を掘り起こして加熱処理するなどして、2014年11月に汚染対策の終了を宣言したが、大気から発がん性物質が検出された。汚染対策のため4.5メートルの高さの盛り土がしてあるはずの市場建物下も、空洞になり水が溜まっていることが発覚した。

時事ドットコムによると、豊洲市場の土壌問題を調べてきた元日本環境学会長の畑明郎氏は、地下水が漏れ出ている可能性を指摘。「地下水に含まれる有害物質のベンゼンなどが揮発し、建物内に浸入する恐れがある」と話した。

共産党の都議らは採取した水を持ち帰り、検査機関に提出。16日頃に結果が出るという。

【訂正】2016/09/15 15:34 当初の記事で、試験紙を「リトマス試験紙」としていましたが、正しくは「pH試験紙」でした。

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