キラキラママ、でも現実は...。産後うつに苦しむ女性の投稿に、大きな反響(画像)

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疲れきった表情で、散らかった部屋に座り込む女性。

それとは対照的に、片付いた部屋できれいな身なりで満面の笑顔を浮かべる女性。

Chances are, you're feeling pretty uncomfortable right now (trust me I am too). I'm going to challenge you to push past...

Kathy DiVincenzoさんの投稿 2017年5月1日

この対照的な写真を投稿した女性は、アメリカ・オハイオ州に住むキャシー・ディヴィンチェンツォさんだ。

ディヴィンチェンツォさんは産後うつ、不安、強迫性障害(OCD)を抱えている。日によって違う生活を送る自分を、友人の写真家ダニエル・ファンティスさんに撮影してもらい、Facebookに投稿した。 

なぜこの写真を投稿したのか、ディヴィンチェンツォさんはキャプションでこう説明している。

「本当は、どちらの写真もシェアしたくありませんでした。だけど、それこそが問題だったんです。この症状を抱えているよりつらいのは、症状を抱えていないように振る舞うことです」

「必死に現実を隠そうと努力しました。弱い母親、おかしい母親、ひどい母親だと思われないか、とても怖かったから」

ディヴィンチェンツォさんには、3歳の娘とまもなく4カ月になる息子がいる。長女を産んだ後に産後の不安障害に苦しんだが、2人目が生まれた後に同じように産後うつとOCDを経験するまで、産後の心の病についての問題を真剣に考えなかった。

しかし、今ディヴィンチェンツォさんは、支援を求め始めたという。ディヴィンチェンツォさんはハフポストUS版に、写真でサポートを求めることの大切さを伝えたかった、と話した。

「苦しんでいる時に、この写真を投稿することに意味があったんです。私にとって一番大変だったのは、サポートを求めることでしたが、それは同時に一番重要なことでもありました。親になったばかりの人たちに、それを伝えたかったんです」

「すごくつらい時間を過ごしていた時も、私のFacebookは子供たちが笑っている写真で一杯でした。ある日ダニエルに、この写真が産後うつを抱えている親たちを苦しめているのではないか、と伝えたんです。産後うつを伝える写真を投稿すれば、他の多くの女性を助けられるのでは、とふたりで話しました」

投稿した写真には、賛同するコメントが山のように寄せられた。「1人のお母さんの心を動かすことができればいい」と願っていたディヴィンチェンツォさんとファンティスさんは、大きな反響に圧倒された。

同じ経験をしている女性が写真を見て助けを求めると同時に、周りの人が産後うつのサインや症状についてもっと知って欲しい、とふたりは願っている。

「1人目の子供でも20人目でも、産後うつを経験することはあります。数カ月以上続くことも、男性が経験することもあります」

「私の写真が、産後に起こりうる心の病の全てを伝えているわけではありません。でも、これをきっかけに、産後うつは実際に起き得る、そしてあなた自身や姉妹、友達など身近な人が抱えることもある、と気付いてほしいのです。子育てをしている親たち、特に1年目の親たちに気を配ってあげてください」

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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