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転職先を決めずに会社を退職。私が大手企業を辞めてミャンマーに来るまで

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はじめまして。ミャンマーより森下です。

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▶ミャンマーの田園......ではなく私の故郷・千葉県佐倉市にて
 

この度、7年間勤めた会社を辞めて、ミャンマーの人材ベンチャーに転職しました。

これは私自身のこれまでを振り返ると、思い切った選択でした。

私の両親はいまだにパスポートも持っておらず、銀行員の父は高校卒業後から勤め上げ間もなく定年、という「海外」「転職」「ベンチャー」とは無縁の環境で育ちました。

幸運にも私は高校・大学、就職活動も希望していた道に進んでこられて、このまま新卒で入った会社で働き続けるのがごく自然な流れでした。

そんな私が、なぜ今回ミャンマーにやってくることになったのでしょうか?

 
 
 

そもそも、なぜ転職しようと思ったのか?

 

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▶フィリピン訪問時に現地の大学生と。みんな温かい
 

転職先も決めずに退職と言うと、「我慢できないくらい会社を辞めたかったのか?」「そんなに辛かったのか?」と想像する方もいるかもしれませんが、私の場合はそうではありませんでした。

新卒で入社した大手教育系企業では、九州支社で高校への営業を5年間、その後グローバル教育領域の東京本部に異動して2年間、新事業の開発・推進に携わりました。

同じ会社の中でも、地方支社と東京本部、BtoBとBtoC、既存事業の営業と新規事業開発の経験を積むことができ、非常に恵まれた環境だったと今でも感じています。

 

同時に、だからこそ、もしこれ以上の環境を望むならば会社を辞めるしかないとも思いました。

辞めるというより、「卒業する」という感覚が近かったです。

卒業するならば年度の途中で抜けるのではなく、組織編成のタイミングの年度末で現業をやり切った上で退職という決断をしました。

 
 
 

転職先を決めるまで

 

会社を辞めることになる約1年前に初めてフィリピンに行って以来、ASEAN諸国に興味をもち始め、休暇を利用して各国を訪問していました。

人口が増え続ける国々、母国語と英語を共に当たり前に使いこなす人々、勉強熱心な学生たち、新しいものも積極的に取り入れていく体制。

これまでは日本から教えることが多いイメージでしたが、今では日本が彼らから学ぶべきことも多く、私は彼らをお互いが学び合い助け合えるパートナーとして、強く意識するようになりました。

 

退職後、はじめはASEAN内での大学院進学を計画していましたが、進学準備も兼ねてフィリピンで語学留学をしていた時に、ミャンマーの人材ベンチャーで働くという選択肢が出てきました。

行ったことも知り合いもいないミャンマー。どちらの道に進むべきか悩みましたが、Skypeでの面談、現地視察を経てミャンマーで働くことを決意しました。

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▶語学学校での最終プレゼンテーションにて。先生に向けてコンテンツをすり替えるサプライズ!

 
 
 

転職先を決めずに会社を辞めて気づいたこと

 

1.フラットな視点で次の選択肢を考えられる

一個人になり、国外を拠点にして現地で生まれた新たな人との繋がりなどから、今まで自分が気付けていなかった選択肢をたくさん見つけることができました。

会社員だった頃は「組織に所属する自分に縛られていた」ことに気付いたのです。

また「会社を辞めるかどうか分からない人」ではなく、「すでに辞めた人」として人と会うことで、自然と求人に関するありがたい話も集まってきました。

 

2.結局は自分のなりたい方向に進む

次の転職先が決まっていなければ無職を続けることもできるし(状況が許せば)、大学院に進学することもできるし(合格すれば)、すぐに働き始めることもできる(仕事が見つかれば)。

今の自分が選択すべきベストは何か、常に向き合うことになります。

私の場合は、やっぱり仕事がしたいという自分の気持ちと、次の環境に何を強く望むか気付けました。

 

3.特定の就きたい企業・ポジションがある場合は、タイミングも大事

これはデメリットとして意識しておくべき点かと思います。

もし「あの会社の特定のポジションで働きたい」といった明確なものがある場合は、タイミングも重要です。そういう人は、転職先が決まるまでは会社は辞めずにタイミングを見ておくのがベターかと思います。

ただ私にとっては「タイミングが合わないということは縁が無かった」ということだとも思います。

 

今後、ミャンマーの魅力などについて発信していきます。よろしくお願いいたします!
 

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▶新しい職場のみなさんと、カラオケへ!

 
 

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ライター
森下祐樹/Yuki Morishita

1986年生まれ、千葉県佐倉市出身。明治大学商学部を卒業後、㈱ベネッセコーポレーション新卒入社 。九州支社5年、東京本部2年を経験した後、GJC Myanmar Ltd.へ転職。「LOCALを愛する」をモットーに、ASEAN諸国と日本を繋ぐことに従事する。好きな乗り物はJEEPNEY。個人サイト「LOCALなあれこれ」にて、主にASEANのLOCALを発信中。

 

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