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Navi Pillay

ナバネセム・ピレイ 国連人権高等弁務官

2008年7月28日、国連総会が国連人権高等弁務官への任命を承認。2008年9月1日に就任したピレイ人権高等弁務官の任期は、2012年9月1日からさらに2年間、延長されている。 南アフリカ出身のピレイ氏は1967年、故郷のナタール州で初の女性弁護士となる。その後数年間、反アパルトヘイト活動家の弁護人として、拷問の真相を明るみに出し、ロベン島の受刑者たちの重要な権利の獲得に貢献した。 クワズール・ナタール大学で講師も務めていたピレイ氏はその後、ダーバン・ウエストビル大学の副理事長に任命される。アパルトヘイト終焉後の1995年、ピレイ氏は南アフリカ最高裁判所の代理判事に任命されたほか、国連総会からもルワンダ国際刑事裁判所(ICTR)の判事に選任され、裁判長4年間(1999~2003年)を含む計8年の任期を務めた。また、ジェノサイドとしてのレイプや、言論の自由と憎悪を煽るプロパガンダの問題に関するICTRの画期的な判例においても中心的な役割を果たした。2003年には、ハーグの国際刑事裁判所の判事に任命され、2008年8月まで上訴裁判部門で裁判官を務めた。 南アフリカでは、女性全国同盟のメンバーとして、人種、ジェンダー、宗教および性的指向を理由とする差別を禁じる平等条項を同国憲法に盛り込むことに貢献。また、国際的な女性の権利団体「Equality Now(イクオリティ・ナウ)」の共同創設者として、子ども、抑留者、拷問や家庭内暴力の被害者、および、幅広い経済的、社会的、文化的権利に関する問題に取り組む他の組織との連携も図っている。 ピレイ氏は南アフリカのナタール大学で文学士号と法学士号を取得。さらにハーバード大学でも法学修士号と法学博士号を取得している。1941年生まれ、娘2人。
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国際女性デーに寄せて ジェンダーに対する固定観念が女性の機会を奪う

ジェンダーにまつわる固定観念、つまり、男らしさや女らしさ、男女それぞれの果たすべき役割に関する信条の常識化は、あらゆる場所で見られ、これが根強い偏見となって男女の生き方に影響を与えています。女性に対しては根深い差別があるため、こうした信条は女性による人権の享受に対して不当に大きな影響を及ぼしているのです。
2014年03月08日 01時59分 JST