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スイーツ天国ジャマイカ!美味しい郷土菓子「ポテトプリン」とは?|KitchHike

2016年01月20日 22時38分 JST | 更新 2017年01月19日 19時12分 JST

はじめまして!KitchHikeに初めて参加する鈴木あやです。

実は、これから世界一周、郷土菓子を巡る旅へ出発する予定です。世界中の郷土菓子を発掘しながら、お菓子のレシピだけでなく、歴史、文化、暮らしとその地域を学ぼうと思っているんです。そこで、出発前には、準備も必要!ということで、KitchHikeを利用しながら、日本に住む外国人の食卓を訪ねて「予習」をしようと思ったんです♪

今回選んだのは、ジャマイカ人の食卓です!

■ジャマイカって、どんな国??

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世界一有名なジャマイカ人といえばボブ・マーリー。そしてその象徴は赤・黄・緑のラスタカラー

ジャマイカといわれて真っ先に思い浮かべるのは、なんといっても"レゲエの神様" ボブ・マーリー!彼の歌にもあるように、中央アメリカのカリブ海に浮かぶ小さな島国 (なんと秋田県とほぼ同じ面積!) ながら、そのルーツは遠いアフリカにあります。

探検家・コロンブスがジャマイカに辿り着いたのが1494年。その後1509年にスペインによって征服され、労働力としてアフリカから多くの黒人奴隷が連れて来られました。1655年にはスペインからイギリスによる支配に代わり、この国の不遇の時代はさらに長く続くことに......。

しかし、1838年に奴隷制度が廃止、1962年にはイギリスによる植民地支配から独立を果たしました。そして現在まで、中米にありながらアフリカ文化をベースとした、独自の文化が息づく国となったのだそうです。

■ジャマイカならではの郷土菓子って?

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1880年代のジャマイカの人々の様子

カリブ海諸国には、欧米の植民地支配が長く続いたこともあって、貿易によって世界各国からさまざまな食材が持ち込まれました。

もちろんそれはジャマイカも例外ではなく、元々現地で充実していた農作物に加えて、欧米の食材・調理方、そしてアフリカン テイストが組み合わさって、他のカリブ海諸国ともまたひと味違った、独特の食文化が誕生したのだそうです。

このユニークな背景を知り、来年の世界一周の旅ではジャマイカに行こう!と、即決した私。 ......でも実際、ジャマイカには一体どんな郷土菓子があるのかな?正直言って、フランス菓子をつくってきたパティシエとしては、ま〜ったく想像もつかなかったのです......!

平均気温は27℃〜32℃という暑い国だから、東南アジアにあるような、ものすご〜く甘くて、油たっぷりのお菓子かな?......などなど想像を膨らませつつ、色々と調べてみても、有力な情報はほぼナシ。これは下手に調べるより、事前に外国人COOKに聞いてみるしかない!

......というわけで、今回リクエストを送ったのがこちらのお方!

■東京の豊洲で味わえる、ジャマイカの郷土菓子

東京は豊洲にお住まいのジャマイカ人COOK、Royさんです。Royさんのメニューをみるとスイーツがこんなに!

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私:

「ジャマイカには、どんな郷土菓子がありますか?」

というか、そもそも郷土菓子なんてなかったらどうしよう......。そんな不安も抱えつつ、KitchHikeを通じてRoyさんにメッセージを送信。すると、一日と空くことなく返信が!

Royさん:

「郷土菓子といえばPotato Puddingだね。ごちそうするよ!」

「Potato Pudding」って......ポテトプリン!? ジャマイカの郷土菓子っていうくらいだから、どれだけ奇抜なネーミングが飛び出すかと思いきや、なんて今風なことでしょう! (笑) でも、イギリスの植民地だったことを思えば「プリン=郷土菓子」ってたしかに納得かも。

とにもかくにも、ジャマイカにも郷土菓子があるとしたら、予習させて頂くほかない!期待と不安を同時に抱えながら、東京、豊洲のRoyさんの自宅へと訪ねました。

■期待を裏切らない、とにかく明るいジャマイカン・Mr.Roy!

「Welcome!!」

そのやや厳つい見た目とは裏腹に、とってもキュートな笑顔で陽気に迎えてくれたRoyさん。初のKitchHike体験でちょっぴり緊張していた私も、おかげであっという間に肩の力が抜けました。

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まさにイメージ通りのジャマイカン!陽気でフレンドリーなRoyさんです

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Royさんが娘さんのために作った、プーさんのホールケーキ!

日本に住んでもう5年になるというRoyさん。幼稚園の先生をされているとのことで、なるほど物腰のやわらかさにも納得。しかも料理が大好きで、台所には沢山のスパイスやリキュールがずらり。お菓子づくりもお手の物で、明日に控えた娘さんの誕生日のために用意したという、Royさんの手作りバースデーケーキも披露してくれました。

「日本でジャマイカの料理教室をやるのが、僕の夢なんだ!」目をキラキラさせながら、そう語るRoyさん。

う〜ん、ジャマイカのクッキング・パパ、ここにあり!ものの10分ほどの出会いで私はRoyさんを師と仰ぎ、早速レッスンは始まりました。もちろん食べるだけでなく、作るところからが予習なのです。

さてさて、ジャマイカの郷土菓子「Potato Pudding」の正体とは!?

また次回のお楽しみに!

鈴木あや

広尾のパティスリー、ペニンシュラホテルのフレンチレストランなどで修行を積んだ後、某レストランにてシェフパティシエに就任。「国と国、人と人とをつなぐスイーツ・ストーリーテラー」になることを目指し、「旅するパティシエ」として2016年1月から各地の郷土菓子を発掘する世界一周の旅に出発する。

●ウェブサイト

旅するパティシエ, 旅する本屋

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(「KitchHike マガジン」より転載)

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